らーめん ののや 米山店
新潟市の「らーめん ののや 米山店」です。
三条市の店は以前お邪魔しましたが、新潟駅南店は初めてです。ちょっと値段が高いけど美味しかったように記憶してます。13時近くでしたが店に入ると席がいっぱいで待ちになりました。ほんの少しの待つとカウンター席に案内されました。
三条市の店では「醤油らーめん」を食べたので、今度は人気メニューの塩らーめんにしました。
出来上がるまで、麺の説明書きがあったので見ました。水分の少ない縮れ麺で茹でる前はボソボソだそうです。それが茹でると水分を吸収してコシのある麺に仕上がり、さらにスープの水分をも吸収するそうです。
径の小さな深みのある器でやってきました。うどんなんかでよく使用される雰囲気の器で、普通のラーメン屋の器と違うだけで気分がそそられます。今は撤退してありませんが、山頭火も同じような器だったので「旭川ラーメン」はこのような器を使用しているのかも知れません。
麺は、丸い細めの縮れで美味しそうな麺です。食べてみるとモチモチしています。そこまでは好みですが、九州ラーメンのようなプリプリとした歯切れの良さがありません。粉の練り物のような、粘土のような歯切れです。ちょっと残念です。
スープは、クリームシチューのような見た目です。好みのためでしょうか、ラーメンのスープといった雰囲気には感じられません。塩ラーメンもあっさりした透明度の高いものから、とんこつ塩の白濁色のものまであります。実際、食べてみるとクリーミーなスープです。やはり山頭火のスープと同じ感じのスープです。これもこれで結構好きですが、もうひとつ、ラーメンスープとしてのしょっぱさがうまく出ていないように感じます。
チャーシューは、2枚入っています。同じ味付けのようですが、脂身多めのものとそうでないものです。軟らかく厚みもあります。しっかりした味付けで「角煮」に近い味わいを楽しめます。その他にメンマときくらげが乗っています。きくらげは、大きさの揃った小さめのもので、細切りにされたものが多いのですがそのまま切られていないものです。
「ののやの塩」は人気メニューになっているようですが、以前食べた醤油のほうが美味しかったような気がします。どちらもレベルの高いラーメンだと思います。値段(700円)もやっぱ高いと思います。
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