さくら食堂
新潟市(旧白根市)の「さくら食堂」です。
人にあまり紹介したくない秘密のお店です。外観からはその建物が食堂(ラーメン屋)には見えない店です。看板無し、店の装飾も一切なし、入口の作りが一般家庭とちょっと違うかなと感じるくらいの店です。入っていいかなと思うほどですが、入口の戸に小さなプレートで「食堂」と書いてあるのでホッとします。店の中はテーブル席が3卓と小さな小上がりが1卓です。近所の人らしき人や常連らしい人がいます。
ラーメン類と丼もののメニューが用意されていますが、お客の90%以上がタンメンをオーダする店です。タンメン以外は、オーダしちゃいけないかと思うほどです。
白菜、もやし、ねぎ、人参、きくらげ、豚肉の炒め物がどーんとのっています。ごま油で炒めているようで中華風のいい香りです。その量が半端ではありません。食べても食べても野菜炒めです。もう勘弁してくれと思う頃にようやく麺が出てきます。
麺は、やや細の縮れでモチモチした感じの麺です。麺自体はそんなに美味しく感じる麺ではありませんが、時間を要して野菜炒めを食べても伸びることのない麺で、徐々に美味しく感じられます。、
スープは、どこの店にでもある「タンメン」と同じような塩味のあっさりしたものです。でも、美味しいんです。秘密は野菜から出る甘みが上手く引き出されているんです。
ボリュームがあって手頃な値段、下町のタンメンです。
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