風の味 ラーメン GOINGOIN
新潟市(旧白根市)の「風の味 ラーメン GOINGOIN」です。
国道8号線沿いの旧黒埼町よりにあります。お店も駐車場も国道に面している。間口の広い奥行きのない土地になっています。お店は、国道の歩道側と駐車場側に入口があります。幅の広いお店で、左奥から中央奥にかけて厨房、その前にカウンター席、さらにその手前にテーブル席、右側に小上がりがあります。
メニューは、らーめん・和風らーめん・つけめん・中田ブラックらーめんがあります。昨日の「なんばん屋」のブラックらーめんで火が付いたので、中田ブラックらーめんにしました。割りスープ、ライス付きです。中田ブラックらーめんの「中田」は、ブラックラーメンの聖地である富山出身の店長の名前だそうです。メニューにまで名前を付けているというと言うことは、富山ブラックに中田店長オリジナルの手を加えているのでしょうか。
出来てきたラーメンは、醤油の色のような黒っぽい色ですが、富山ブラックよりは優しそうな色です。粗挽きの黒胡椒がたっぷりかかっています。大きいチャーシューが2枚どーんとのっていて、その表面にかかった胡椒でたっぷりなのが判ります。
麺は、普通の太さで自然な縮れの麺です。口の中に入れても普通の麺だと思っていましたが、噛んだ時に普通の麺と違うコシの強さに気が付きます 。それよりも驚きなのが麺の色です。すき焼きのタレの中で煮詰められたうどんのような色です。
さて、そのスープは色の割りには優しいものです。確かに醤油のしょっぱいものですが、嫌な感じは全然しません。昨日の食べた「なんばん屋」のブラックは、甘みがあり優しい味だと思いました。この「GOINGOIN」のブラックは、甘さを押さえて富山ブラックに近い味になっていると思いますが、まだまだ優しい味かなと思いました。割りスープは魚ダシの風味で、割りスープで割ったときの味もなかなかのものです。
トッピングは、軟らかく脂身の混じりもいい感じですが、ちょっともさもさした感じが好みじゃない大きなチャーシューが2枚、ほうれん草がのってます。ねぎが多めでスープに合い、全体を美味しくしています。メンマがないのが残念です。富山ブラックのような歯ごたえのあるチャーシューや塩を吹いたメンマを、あまり数の出ないラーメンのために用意することは無理でしょうね。
中田ブラックは、新潟で食べられる最も富山ブラックに近いラーメンでしょうか。でも730円は高いですね。割りスープはなくても良いと思うし、付けたからといって値段を上げるようなものじゃないし。ライスも同じですね。最近サービスのお店もありますから…。
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