風の味 なんばん屋
新潟市の「風の味 なんばん屋」です。
仕事を終えてからお邪魔しました。
駅南けやき通りの西側にあります。お店は、左側に厨房があり、その手前から中央側にLの字型にカウンター席、右側にテーブル席があります。7~8割の席が埋まっているかなといった状況です。30人までのパーティ可能ということなので別に部屋もあるようです。
昼顔(11:30~14:00)と夜顔(18:00~26:00)の二つの顔を持つお店です。今日は、夜の顔を見に来ましたってところでしょうか。
まずは、喉の渇きを潤してと思ったら飲み物が豊富です。いろんなジャンルのお酒やカクテルなどがあります。あまり見たことのないメキシコのビールでネグラモデロを飲んでみました。
おつまみは、そんなに多くはないですね。チョット飲むには良いんですが、数人でいっぱい食べたいとなると少ないかも知れません。軽くお酒を飲んでラーメン食べて帰ろうと思っていたのでちょうど良かった。メニュー的には、ダイニングバー方向ですかね?
タコを使った料理が多かったのですが、その中からタコのカルパッチョを食べました。これで350円ですから…。
〆のラーメンです。
麺メニューは、ホワイトらーめん・ブラックらーめん・レッドらーめん・激辛四川マーボ麺・冷し中華があります。しっかりした醤油味を期待してブラックらーめんにしました。
醤油の濃い色です。富山ブラックほどではないものの新潟でもかなり濃い目の色のスープです。
麺は、やや細のストレートに近い自然の縮れが少しある麺です。歯応えもまあまあいい感じです。スープが特徴あるラーメンなのだから、麺は負けないようにでしゃばらないようにって感じでしょうか。
スープは、色から来た印象どおりのものです。富山ブラックが正面からドーンとくる男性的なしょっぱさとすれば、このラーメンはホワーっと全体的に包みながら来るような女性的(???)なしょっぱさでしょうか。しょっぱいけど優しく、程良い甘みもあります。割りスープも付いてきます。食べ終わる最後の割りスープを入れて食べました。残り少ないスープに割りスープを入れたためでしょう。残っていたスープの味が割りスープの味になりました。鰹節だと思うのですが魚系の割りスープです。そして元が醤油の味の濃いスープでしたから。日本そばの「そばつゆ」か「そばつゆのそば湯割り」です。美味しいしさと、別の世界にタイムスリップしたような錯覚を感じることができます。
トッピングは、軟らかく味が薄めで煮魚のような歯応えの苦手なチャーシュー2枚とほうれん草です。トッピングではありませんが、黒胡椒も粗挽きのものが多めにかけられています。締まった味になっています。
これで、深夜まで590円食べられるんだから良いんじゃないでしょうか。
お手頃な予算で飲み食いできるお店でした。チョット残念なのは、駅南のお手頃料金だからかも知れませんが客層があまり良くありません。暴れたりはしませんが大きな声で騒いだりテーブルを叩いたり…。若いからしょうがないかなと思っていたら、60歳オーバーの3人グループ、こちらは煩いだけだったけどね。
時間帯を考えて行かなきゃいけないお店かも知れないですね。
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