めん屋 いなば
新潟市の「めん屋 いなば」です。
国道116号線の坂井交差点近く、味濱家新大前店の向かいになります。「らーめん 味一」のたったところです。本日オープンとの情報をもらったので行ってみました。午後5時に着きましたが、夕方の営業は5時30分からになっています。車の燃料も少なくなっていたので安い西蒲原の燃料を入れて来たら午後6時を回っていました。
お店は、左側に入口があり入るとすぐ食券販売機があります。メニューは、濃厚和風とんこつらーめんと濃厚和風とんこつつけめん、それらのトッピングが充実した特製・・・があります。盛りは、大盛りと特盛りがあります。トッピングは、普通に用意されているものに加えキャベツがあります。標準的な濃厚和風とんこつらーめんにしました。
食券と購入しお店の中へ。右に進むと奥に厨房、厨房の左側と手前に厨房を囲うようにカウンター席、手前に小上がりがあります。ほかに食べているお客が1人いるだけです。
カウンター席には、麺が太いので茹で時間がかかること、スープの柚子を抜くことが出来ること、水がセルフサービスなことが書かれています。柚子は好きなのでそのままにし、席前にあるコップを取り水差しから水をいれます。コップの中に水差しに入ったレモンの種が入っちゃいました。厨房では、大きな寸胴でスープをグラグラ煮込んでいます。見ているだけで濃厚そうなのが伝わってきます。待っているとお客さんも増えてきます。『おめでとう』なんて入って来る人もいます。お店の人の知り合いなんでしょう。
やがて、らーめんが出来上がってきました。白い厚手で小さく深い器です。スープが濃厚そうです。
麺は、かなり太めで縮れが強く硬めに茹でられています。モチモチ感の強い麺です。八珍亭の特製味噌ラーメンに似た苦手な麺です。
スープは、見た目から濃厚です。色合いはデミグラスソースを少し薄めたような感じです。醤油で味を調えているように感じます。それが和風なのでしょう。もうひとつ焦がしたような感じもします。魚介系の風味もします。最近多い味付けだと思いますが、残念ながらこれも好みではありません。濃厚ですがとろみはそんなにありません。関東で食べていじりすぎだと思うラーメンに似ています。新潟もそういう時代に入ったのでしょうか。柚子の香りがせめてもの救いで濃い目のスープでもすんなりいただけました。店前の壁に「新潟産コシヒカリが入った」とありましたが判りませんでした。
厚めで軟らかいチャーシュー、かなり太めのメンマ、鳴門、のり、水菜、そして茹でたキャベツがトッピングされています。
食べれないことはないし、650円もお金を出したから食べましたが、好みと正反対のらーめんでした。その中でメンマ、水菜、柚子などセンスの良いところも見せていただきました。
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