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2007.10.14

大内宿 三澤屋

そろそろ新米の季節です。
ラーメンも、新ラーメンの季節です。なんてこと聞いたことないや。
そこで、ラーメンは休んでお蕎麦を食べることにしました。
先週、FM PORTのTOWN CROSSINGでお蕎麦の特集をしているのを聞きました。
大内宿のねぎそばが話題になっていました(テレビでも見たことがあるような…)。
ねぎが1本付いてきて、ねぎを箸代わりに使い食べるお蕎麦です。そのねぎを時々かじり、薬味としても使用するのです。食べたいと思っていたし…、天気も良さそうだし…、出発するしかないでしょう。
新潟を10時に出発して、国道49号線~大内宿こぶしラインを経由して大内宿に到着しました。山の上から降りるように到着です。手前の遠い駐車場がいっぱいで、大内宿まで路上駐車も隙間なく並んでいます。13時ですから帰り始めている人もいるでしょう。大内宿真ん前の駐車場(後払い一回300円)に進むと『あらら』反対車線が見える範囲ずーっと駐車場に入ろうとする車が並んでいます。反対車線は、東北自動車道を利用して関東方面から来た車でしょう。新潟方面からは駐車場の入口まですんなり行けます。駐車場入口で左ウィンカーを出すと入れてもらえました。中に入って少し待って車を停められました。ラッキー!
道路を渡って、大内宿の町並みへ。こんな山奥にそんなもの残っているんだ。でも、白川郷や五箇山なんかも似たようなものかな。

大内宿

いい風景です。茅葺屋根の家が続いています。
中央通路の両脇に小川を流しており、ラムネなどの飲み物を冷しています。
実家の近くの農家も昔は、茅葺屋根の家が多く、小さい頃は茅葺屋根の葺き替えを見ることも出来ました。子供の頃にタイムスリップしたような風景です。
観光客が携帯電話で写真を撮っている姿は、風景とマッチしませんが…。
さっそく、目的の大内宿入口近くの三澤屋へ。

三澤屋

お店の入口まで進むと玄関で待っている人が、結構います。店員に聞くと、1時間半程の待ちとのことです。ここまで来たのだからということで予約をして宿場探検です。
岩魚、焼団子や饅頭のてんぷらなどを食べて小腹を満たして見て廻りました。
中央に本陣跡を再現した町並み展示館があり、昔の生活を知ることができます。

大内宿

町並みの奥に山があります。多くの写真はここから撮られているようです。
のんびりしながら時間を潰して三澤屋へ、ほぼ1時間半の待ちでした。
店に入ると囲炉裏の廻りを座卓のように使う席がたくさんあります。案内された席に着くと蕎麦茶を持ってきてくれました。塩甘のお新香も付いてます。胡瓜とキャベツの浅漬けです。割箸もついています。メニューを差し出されます。メニューは扇子です。目的の高遠そばをお願いします。それに加え、ざる風のそばも食べてみたかったので尋ねると水そばだそうなのでそれもお願いしました。店員は美味しく食べてもらいたいとのことで、伸びてもなんだろうから、高遠そばの進み具合を見て水そばを出してくれるとのことです。

三澤屋 高遠そば

来ました。
冷たいそばに、ねぎと大根おろしがのってます。かき混ぜていただきます。大根おろしがいい感じ、ちょっと辛味もあって美味しくいただけます。箸のようにと言うけど、ねぎ一本で食べるのはやっぱり食べ難いです。最初にお新香用に割箸が付いている意味が判りました。後でわざわざ箸を頼まなくてもいいように心遣いだったんですね。でも、ねぎで食べます。ねぎも食べます。うまい。パリパリといい音を立てながら食べられます。ねぎをそのまま食べたことはないんですが、美味しいです。そばはコシのあるそばで、大根おろしに合ってます。美味しいかと言われると普通でしょうか。この冷たい高遠そばにもそば湯が付いています。
高遠そばのいわれは、会津松平家の初代藩主松平(保科)正之は、最初信州高遠の城主だったので、そこでの蕎麦の食べ方を会津にもたらしたとされている。だから会津でも高遠そばなのです。

三澤屋 水そば

高遠そばのそば湯を楽しんでいると水そばができてきました。つゆは、大根おろしの汁が入った器に醤油を好みに合わせて入れるだけです。薬味は、鰹節と大根おろしです。こちらも1本物のねぎが付きます。写真撮る前に混ぜちゃいました。そばを目的で大内宿まで来てくれたのならと普通のそばつゆも用意してくれました(そばを二つも頼んだので会話が弾んじゃいまして…)。これもなかなかです。

La Festa Mille Miglia 2007

そして、帰りは「La Festa Mille Miglia 2007」というクラシックカーラリーに紛れて帰ってきました。当初は、ゆっくり見れる予定でしたが、そば待ち1時間半で、諦めて一緒に走っちゃいました。日本国内の公道ラリーは、ちょっと邪魔かな。

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