ラー戦場
埼玉県の大宮駅前そごうデパートのレストラン街にある「ラー戦場」です。
1軒のラーメン屋で4人の職人の違ったラーメンを食べれるお店です。人気が出て評価されると勝者と卒業できます。評価されないと退場させられます。
田口清蔵という職人のまじめな支那そばを食べることにしました。まじめなと言う言葉で食べてみたくなりました。
食券を購入し、案内されたカウンター席に座ります。昼時間ですが、座れないことはないです。テーブル席は相席になっているようです。
職人が一人で作っています。吉井大文字が卒業した後、寒くなってきたからかも知れませんが関根熊源の北海道白味噌ラーメンが一番人気になっていて、待ちが15分となっています。
田口清蔵のまじめな支那そばは、そんなに待たずに出来上がりました。
支那そばというよりは中華そばといった感じです。飾らずまじめな雰囲気は伝わってきます。
麺は、やや細の縮れでツルツルしています。歯切れが良過ぎます。もう少し歯応え、コシがあった方が好みです。
スープは、鰹節、宗田節、鯖節、昆布、豚骨、鶏ガラなどを使用し、さらにりんごまで使っているとのことですが、実際に食べてみると普通の中華そばスープです。美味しさはありますが、塩甘でもう一つパンチが欲しいですね。コショーを入れると味は締まりますが、普通の食堂の中華そばになっちゃいます。
トッピングは、歯応えのあるチャーシュー、メンマ、海苔、鳴門、ほうれん草です。
真面目さは理解できました。いじり過ぎている関東地区のラーメンと違い、正統派だと思いますがもうひとつですね。関東の大きな駅前デパートの中、630円で食べられることを考えるとまあまあです。
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