あら川
上越市の「あら川」です。
市民プラザの近くにあります。
外に色褪せた看板がありますが気が付きません。開いている間は入口の暖簾で判りますが、閉まっている時は準備中の表示もなく何のお店か判りません。間口が広く奥行きのないカウンター席だけで、左右中央部分が厨房になっています。いつもは13時頃に着いて左側のカウンター席に座って食べますが、今日は12時前に着きました。混んでいます。右側カウンター席の一番右端が空いているので座って待ちます。水がきました。
メニューは、ラーメン450円、ラーメン(大)500円、わかめラーメン500円とシンプルな1スープ勝負のお店です。ラーメン(大)にしました。
座って待っていたらラーメンができてくるものかと思っていましたが違うようです。左側のカウンター席が空くと右側のカウンター席から順番に移ります。右側のカウンター席は左にズレるように進みます。右側のカウンター席は、待合室のような扱いだったのです。水の入ったコップを持ってようやく左側のカウンター席に座りました。12時20分を過ぎてます。
右側のカウンター席に座れないお客さんも出始めました。この時間に居たことがないので、凄い混んでいるなあと思って見ていたら暖簾を下ろしました。12時20分過ぎでお店に入って待っている人までです。普段は、13時過ぎまでと聞いていたので、今日は特に混んでいるみたいです。
おばちゃん二人でやっているお店だとは知っていましたが、良く見ると年齢差があります。母娘でしょうか。左側カウンター席のお客さん分を作れば良いのですから急ぐこともなく、非常にゆっくりとした丁寧な仕事です。
ラーメン(大)が出来てきました。あっさりそうだけど油も適度に浮いていて、美味しそうないい感じです。その油のためか、湯気がそんなに立っていません。熱くないだろうと思って食べると結構熱々です。
麺は、やや細の縮れ麺です。軟らかめです。普通のお店だとこれでお仕舞いです。でも、なんでしょうか。延びている感じがなく、麺の旨みがあるんです。スープとの相性が良いんです。
スープは、醤油色の普通に見えるものですが、すっごく美味しいスープです。醤油の味はもちろん、出汁、甘み、そして油の美味しさが調和されています。
トッピングは、脂身少し多めバラ肉一枚物のチャーシュー2枚、メンマ、海苔です。
大盛りを注文したのに普通盛りがきたかなと思いましたが、食べてみるとボリュームもあります。
上越市の街中でひっそりと佇むラーメン屋さんですが、そこには新潟県のラーメンの奥行きを感じさせてくれるラーメンがあります。
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