ラー戦場
埼玉県の大宮駅前そごうデパートのレストラン街にある「ラー戦場」です。
1軒のラーメン屋で4人の職人の違ったラーメンを食べれるお店です。人気が出て評価されると勝者と卒業できます。評価されないと退場させられます。
時々お邪魔してしてます。この場所(駅前のデパート内)でそれなりに腕に覚えのある職人のラーメンが手頃に食べられるんだからお気に入りのお店です。そこそこ入れ代わりもあり、調べる時間もなくて事前に誰のラーメンを食べようなんて決めずに来ました。
職人が入れ代わっています。卒業してか?退場か?は不明です。サッと見ると前からいる3人の職人のラーメンはひと通り食べたような気がします。新しい職人のラーメンが現在トップポイントを獲得しています。知ってか知らずか新しい職人のラーメンは、人気No.1になります。その好調さを継続できるかが腕でしょう。
入口周辺の貼り紙を見ると新しい職人は、“渡辺豆吉”です。醤油とんこつで勝負しているようです。さらに良く見ると新潟県新潟市出身です。新潟商業高校を卒業後、ラーメン屋さんと味噌ラーメン屋さんで修行を重ねてラー戦場に勝負をかけたようです。26歳です。こりゃ~応援しなくちゃです。大宮駅周辺で昼食やラーメンを食べるときは、大宮そごうレストラン街ラー戦場で渡辺豆吉のラーメンを食べましょう。 入口で食券を購入し…。『あれー』。渡辺豆吉の一番安いラーメンは680円です。何で新潟出身者のラーメンを高くするだよ。って思って他を職人のボタンを見たらみんな基本的なラーメンは680円になっています。この時期に合わせて50円も値上がりさせあがって。それでも県外で頑張っている新潟県出身者を応援したい気持ちはいっしょです。渾身の醤油豚骨らーめんという基本のラーメンを食べることにしました。15時頃と普通のラーメン屋さんなら午後の休みでも取っている時間ですが、デパートのレストラン街は連続営業です。ありがたいことです。空いていることもあり『お好きな席にどうぞ!』って言われました。指定された方がらくなんですが…。渡辺豆吉のコーナーのカウンター席にしました。
店頭に掲げられたパネルの写真と目の前の職人はなんか雰囲気が違います。なんかの理由で別の人がやっているのでしょうか。良く解りません。かなりお客も少なく、職人同士が仲良く話しながらラーメンを作っています。麺を茹でているのが見えますが、麺はあまり見慣れないストレートの少し太めのものに見えます。渾身の醤油豚骨らーめんが出来上がりました。。豚骨らしい白濁色のスープです。
麺は、茹でる前は太めに見えましたが、出来上がると細麺のストレートです。あんまりツルツルしてた感じはありません。適度なモチモチ感がありますが、プリプリした歯切れが良さもあります。九州ラーメンの麺のようでなかなかバランスの取れた美味しい麺です。
スープは、ゲンコツと鶏ガラベースに12時間かけて煮込んだものとのことで九州ラーメンのようなとんこつの旨味を味わうことができます。天然塩や白醤油を使っているため色も綺麗な白濁食です。まろやかさもありますが、パンチもあるスープです。しつこさや臭みのない美味しいスープです。
トッピングは、脂身が少なく歯応えがそこそこあるチャーシュー、シャキシャキ感のあるメンマ、もやし、ほうれん草のソテー、海苔です。なかなか良い感じに纏まっています。
九州ラーメンに近い美味しいものです。680円とデパートの中のラーメン屋さんの値段になってしまいましたが、損したっていう感じにはならないかなと思います。頑張っていこう新潟!
帰りの大宮駅前から望むSOGOです。
いつまでやっているか判りませんが、綺麗なイルミネーションです。
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