烏骨鶏ラーメン 龍 大森店
東京都は、大田区大森の「烏骨鶏ラーメン 龍 大森店」です。
京浜東北線大森駅の北側ジャーマン通りにあります。
どのお店で食べようかと思いましたが、ネットの口コミで評判が良かったことと旨いだけじゃなくたまには身体にも良いものと考えお邪魔しました。ただのラーメンじゃなく薬膳料理の扱いになっています。病原体そのもののような身体が拒絶反応を起こしたらどうしましょうとちょっと心配です。
お店は、まあまあ最近の小さめのラーメン屋さんのたたずまいです。烏骨鶏の栄養や効果などが書かれた紙が壁に貼られ、同じ様な書籍などもあります。不真面目な人にとっては、ちょっと息苦しい感じもあります。そんなお店は、おっちゃんが一人でやっているようです。
12時過ぎに着きました。混んでいて待ちが長そうだったらどうしようかと思いましたが、心配の必要はありませんでした。12席くらいのお店ですがお客さんは半分くらいです。
席に着き、メニューを見ます。烏骨鶏ラーメンを中心に肉入りやチャーシューメンなどがあります。味は、醤油、味噌、塩があります。烏骨鶏ラーメンの醤油にしようと思い、厨房のおっちゃんに伝えると…。入口脇に食券販売機で食券を購入するようお願いされちゃいました。食券販売機には、何を食べようか迷ったら、男は味噌、女は塩と書かれた貼り紙があります。オカマじゃないけど最初に決めていた烏骨鶏ラーメンの醤油にしました。食券をおっちゃんに渡してオーダー完了です。
お店のお客さんは、健康のこと考えているちょっとインテリっぽい人が多いのかなと思いましたが、普通のサラリーマンや作業員風のお客さんのいる普通のラーメン屋さんです。お客さんが多くないので、そんなに待たずに出来上がりました。
深さの浅い大きめの器です。身体に良い○○石を練り込んだ器だそうです。器は、良く解りません。一般人が見る限り普通の器です。醤油の色がしっかりした美味しそうな色のスープです。
麺は、普通の縮れ麺が味噌と塩に使用され、平打ち麺が醤油に使用されています。平打ち麺と聞くときしめんのようなものを想像しますが、普通の麺がチョット角張っているのかなと思うような形の麺です。口に含むとツルツルした感じが半端じゃないです。噛み応えも良いものです。ラーメンらしい麺かなと言われると違うかも知れません。
スープは、ごく普通の醤油ラーメンのスープです。と言われてもあまり気が付かないような普通の感じのものです。食べている間に普通じゃない奥行きの深さに気が付きます。そしてそれが烏骨鶏の美味しさに頼ることなく、魚介系を含め素材のしっかりしたダシに仕上がっていることに気が付きます。ラーメン店でスープに使用する水にまで気を使う数少ないお店なのも解ります。新潟のラーメン屋さんに引けを取らないこだわりがありそうです。
トッピングは、鶏肉のささみとメンマです。ささみは、ダシに使った烏骨鶏のものかは不明ですが、食べた感じはごく普通の鶏肉です。肉っぽいところと、フレークっぽいところもあります。あんまり美味しいっちゅうものではありません。薬膳なのだから薬だと思えば美味しいものです。
なかなか美味しいラーメンでした。と締めたいところですが、750円出して食べるには、ボリューム感も美しさも豪華さもないものでした。お薬だと思えば安いかも知れません。それから、烏骨鶏の味玉もありました。食べようかなと思いましたが、380円はおいらの食べるものではありません。
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