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2008.04.21

ラー戦場

ラー戦場 渡辺豆吉 春野菜とんこつ

埼玉県の大宮駅前そごうデパート9階レストラン街にある「ラー戦場」です。
1軒のラーメン屋で4人の職人の違ったラーメンを食べれるお店です。人気が出て評価されると勝者として卒業できお店を持てます。評価されないと退場させられます。
この場所(駅前のデパート内)でそれなりに腕に覚えのある職人のラーメンが食べられるんでお気に入りのお店です。そこそこ入れ代わりもあります。最近来ていなかったので新潟市出身の職人“渡辺豆吉”が気になりますが、前回から職人の変更はありません。
今回も新潟市出身の職人“渡辺豆吉”のラーメンを食べて応援したいと思います。午前11時の昼食です。早かったためかポツリポツリとお客さんがいる程度です。
食券を購入しようと食券販売機のボタンを見ると各職人とも春野菜のメニューがあります。“渡辺豆吉”の春野菜とんこつの食券を購入しました。購入した食券を店員に渡します。“渡辺豆吉”の目の前のカウンター席に案内されました。
中華鍋に具材を入れ炒めて、スープ・タレを入れて味を調えています。一般的なタンメンの作り方です。という訳ですぐにラーメンが出来てきました。
野菜の炒め物がのったとんこつラーメンです。白い器に白濁色のスープが、淡くて春の雰囲気が出ています。
麺は、細いのストレートです。ツルツルした触感とプリプリ歯応えの美味しい麺です。
スープは、白濁色の醤油とんこつです。さらにタンメンの作り方をしたためでしょう、とんこつと春野菜の旨味がまろやかに伝わってきます。とんこつを野菜があっさりした味に、野菜をとんこつがまろやかな味に変化させ融合しています。
トッピングは、キャベツ・もやし・人参・椎茸・豚バラ肉小間切れの炒め物です。椎茸は乾燥物を戻しているため強い風味があります。好きなんでいいけど椎茸が嫌いな人はアウトです。春椎茸も判りますが、乾燥物だと季節が関係ありません。やはりこの料理のメインは、キャベツでしょう。春キャベツ独特の甘みが爽やかです。歯応えも大好きな巻の「古潭」に似ています。
800円と値段も高めですが、満足できる味だと思います。白濁したまろやかなとんこつスープと春キャベツの爽やかさは、‘クリーミーな季節野菜のホワイトシチュー’とでもサブタイトルを付けたくなるような味わいの深いものでした。

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