ラー戦場
埼玉県の大宮駅前そごうデパート9階レストラン街にある「ラー戦場」です。
1軒のラーメン屋で4人の職人の違ったラーメンを食べれるお店です。人気が出て評価されると勝者として卒業できお店を持てます。評価されないと退場させられます。
今週、新潟にも帰れず2回目のラー戦場です。新潟市出身の職人“渡辺豆吉”を応援しなきゃとも思いますが、今回は関根熊源という職人です。各職人とも春のメニューを出しています。前回渡辺豆吉の春野菜とんこつを美味しくいただきました。今回は、現在1番人気の関根熊源の春野菜みそラーメンです。メインメニュー“北海道の白味噌ラーメン”は、味噌らしい美味しいラーメンでした。名前の通り北海の熊なんて雰囲気の関根熊源が、春野菜をどう組み入れてラーメンに春を表現するか楽しみです。午後6時前に着きましたがガラガラです。入口の食券販売機で春野菜みそラーメンの食券を購入し、店員の案内で、関根熊源の隣のカウンターに案内されました。関根熊源はとんこつ用の骨を折っているようです。注文が行ってからとんこつ折りの区切りを付けてラーメンを作り始めました。お客が少ないんですぐに作られ運ばれてきました。
外側が真っ赤で内側が白い器です。新潟ラーメン博の器と似たような色使いです。ベージュっぽいスープが美味しそうです。
麺は、やや太の縮れでモチモチしたコシのある味噌ラーメンらしい麺です。もう少し軟らかい方が好みですが、変な硬さはありません。
スープは、白味噌らしい味わいですが、味噌って感じを控えめにした上品な味に仕上がっています。程良いトロミもあり、野菜の優しい甘さと旨さが伝わってきます。
トッピングは、大きめのチャーシューと小さめのチャーシューがあります。どちらも分厚い切り方で、大きいものは角煮のような歯応えと味です。その他にメンマと細切りねぎ、キャベツ・もやし・筍・人参の炒め物です。キャベツや筍など春らしい野菜が季節感を出してくれます。って言いたいところですが、キャベツなんか年中使われています。でも春キャベツらしい自然な甘さが違います。
北海道の白味噌ラーメンが680円(食べたときは630円)に対して800円の春野菜みそラーメンは、少し割高感があります。渡辺豆吉の春キャベツの使い方が巻の「らーめん 古潭」のようで美味しく食べれました。「らーめん 古潭」のスープに味が近い北海道の白味噌ラーメンの関根熊源がどう具材を活かすか楽しみでしたが、期待したほどのことはありませんでした。「らーめん 古潭」を知っているかどうか判りませんが、キャベツの使い方は渡辺豆吉が勝っているように思えました。
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