くう快
東京は蒲田駅近くの「くう快」です。
蒲田駅周辺での昼食になりそうなので、ネットで美味しそうなラーメン屋さんを探しました。「らーめん潤 蒲田店」がヒットします。おいおい、蒲田まで行って「潤」は勘弁してくれよ。って他を見ると火曜日定休のお店が多く難航します。そんな中でも良さそうなのが「くう快」です。
お店は、厨房を囲むカウンター席だけの小さめのお店です。12時少し回った時間に到着しましたが、ほぼ満席に近い状態です。
メニューは、カウンター席目の前に伝票が置かれてあり、それに書かれています。主になるラーメン、その調整、トッピングを選択していきます。ラーメンにしました。味の濃さや油の量、麺の太さ、茹で加減などの調整は普通、多め、未回答、普通でお願いしました。麺の太さを聞かれ、一般的だと言う細麺にしました。
お店の中には、ラーメンの説明があちこちに貼られています。豚骨スープを臭味なく取るのは難しいと言うことを一番言いたいようです。その他にもすべての食材において最高級のものを厳選し、本物のスープ、至難のわざ、殿堂入り、日本一、自信作、至極、究極、伝説など言葉で説明されています。美味しんぼの読者でしょうか。自信たっぷりなのは良いことでしょうが、まあここまで並べた言葉を見ると小心者は嫌な気分になってきます。
混んでますが大した待ちもなくラーメンが出来てきました。
とんこつらしい褐色のスープです。お味噌汁のような色です。少し大きめの海苔3枚が豪華そうに見えます。
麺は、細麺を選択しましたが、おとなしい細ストレート麺です。冷や麦のコシを少し強くしたようなものですが、ツルツルとかシコシコとかプリプリとかモチモチとか麺の感触を楽しむ言葉は出てきません。
スープは、まず熱々です。とんこつでしょっぱさを押さえた、割りとおとなしいスープです。とんこつ以外の食材は極力使用を抑えているとのことですが、動物っぽさがあり、食べ終わる頃に飽きが来るような感じがします。
トッピングは、薄味のチャーシュー、メンマ、海苔です。
650円と安くはありませんが、まあまあそれなりのものでした。説明に対してはがっかりしました。あれだけのことを書いた説明を見たらそうでしょう。
| 固定リンク
コメント