村上大祭
新潟県内の祭りらしい祭りを見たことがないので村上まで出かけてみました。
小さな時から祭りと言うとあまり知られてはいませんが角館の祭りでした。角館の祭りは、勇壮な曳山(山車:7~8トン?)の激突(山ぶつけ)とテンポの良い飾山囃子(おやまばやし)で知られる国指定重要無形文化財です。曳山には踊り手がいて民謡の踊りも披露されますが、その曳山をぶつけ合うのです。その迫力は凄いもので、多くの喧嘩祭りファンを魅了しています。ってな訳で新潟県内の祭りをあまり見ようとは思っていませんでしたが、角館の祭りにもない優雅さを感じられそうな村上大祭だけは見たいなと最近思うようになり見に行きました。
会場に着くと、オシャギリ(屋台山車)からお囃子が聞こえてきます。子供達がオシャギリの中で演奏しています。祭りらしい光景です。オシャギリは、堆朱堆黒などの塗りを施した豪華な屋台です。上下にゆれ、左右にうねりながら優雅に進むシャギリ屋台は、今の時間に追われた社会に身を置く人には、別世界のようです。綺麗で品と歴史を感じる町民のお祭りなんですね。いいものを見せてもらいました。
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