桃の木亭
上越市板倉区(旧板倉町)の「桃の木亭」です。
新井柿崎線から東の山手寄りにあります。上手く説明できません。
古びた温泉にでも来たような雰囲気です。板張りで日本風なのか西部劇の田舎風なのかというような感じです。広い駐車場の奥に木の門があり、提灯があるお陰で判ります。営業中の大きな看板が判り易く助かります。
お店の中に入ると、殆どが木で秘湯のロビーか山小屋のような雰囲気です。右奥に厨房がありその左寄りと手前にカウンター席があります。腰高の窓の位置で空いていますが、それ以外は木の壁で仕切られています。左側には、20畳を超える2間の和室があります。4~6人座れる座卓が10卓ほどあります。12時30分過ぎに着きました。席が半分くらい埋まっているくらいです。家族連れが多いです。入口近くの戸棚を空けコップを出し、冷蔵ケースの中の水を注いで席に着きます。
メニューは、ラーメン、うどん、そば、天丼に加え、サイドメニューかおつまみようなものもあります。ラーメンは、醤油、塩、味噌味があり、醤油と味噌には辛いものがあります。さらに味噌には1番から5番までの段階が選べるようになっています。醤油系、辛醤油系と食べてきました。今回は、塩系の火打ラーメンにしました。テーブル席の上に置かれた紙に、自分の苗字と食べたいラーメンを書いて店員に渡して注文完了しました。
田舎風の雰囲気を味わっていると…と言いたいんですが、近くに座った子供の元気いいこと、親の代わりに叱ってやりたくなりそうです。最近は、変な親も多くて…。
ラーメンが出来てきました。大きめの味わいのある器に入ってきました。
白菜のあんかけが美味しそうです。
麺は、普通の太さの縮れの弱いストレートに近いものです。美味しい麺です。
スープは、あんかけと混じっていて判り難いのですが、あっさりした中華料理っぽいものです。と思いましたが?食べているとスープがあんかけそのものかとも思います。いずれにしてもとてもあっさりしていながら味わいのある美味しいスープです。
あんかけは、白菜、人参、きくらげ、エビ、イカ、タコ、ホタテなどの海鮮風のあんかけです。白菜が根に近い厚い部分から芯に近い軟らかいところまで入っていてとてもいいですね。海鮮は、それなりに入っていますが、切り方のせいでしょうか中華系のような豪華さがもうひとつ感じられないのが少し残念です。
いやいやなかなか美味しいものでした。840円と値段もそこそこしますが、十分楽しめるものでした。
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