三吉屋
新潟市の「三吉屋」です。
西堀通り三越の並び白山寄りにあります。
今日は、数多く食べている三吉屋で、まだ食べていないワンタンを食べたくて来ました。
お店は、奥に厨房、手前にカウンター席、その手前がテーブル席になっています。カウンター席は、出来た中華そばの渡し口になっているので端に2人掛けられる程度です。テーブル席は、4人掛けが4卓あります。中華そばの丼だけなら4人で食べられる小さなテーブルです。椅子は5脚あり混みあったときは5人まで座れるようになっています。狭い小さな昔ながらの中華そばやさんの雰囲気です。12時過ぎに付きました。今日もお客さんが少なめで、平均年齢が60歳を越えていそうな感じです。今年、初ですが『今年もよろしくお願いします。』って言われました。年に10回程度食べているだけなんですが、良く来るお客さんだとか、今年初めてだと頭の中に入っているようです。
メニューは、中華そば・ワンタン・叉焼麺とそれらの大盛りです。ワンタンメンはありません。ワンタンを食べようとは思っていましたが、どんな組み合わせでお腹をいっぱいにしようか悩みながら来ました。三吉屋はもともとそんなにボリュームがないのでワンタンだけではたぶん少なく感じます。ワンタンと中華そばを食べたいのですが、広くないテーブルに丼2個並べるのもなんか嫌です。結局、麺を諦めてワンタン(大盛)にしました。
他に出来上がりを待っているお客さんがいる訳でもないのにそこそこ茹で時間が掛かっています。中華そばの出来上がりが早いだけに、時間がかかっているように感じます。それでも特別長い時間がかかることもなく出来てきました。中華そば同様の飾らないシンプルなワンタンです。美味しそうな雰囲気が伝わってきます。中華そばは、レンゲなしですが、ワンタンはレンゲが付いてきました。三吉屋のレンゲって始めてみたような気がします。
ワンタンは、軟らかく食べ易いものです。小さな挽肉の具が入っています。癖がなくスープの美味しさを味わえるワンタンです。
スープは、中華そばと同じものです。亜麻色の透き通った綺麗な色です。醤油味ですが醤油を強調させ過ぎない。薄味のようでダシが効いているので美味しい。そして野菜から出ているだろう程良い甘さ。大好きなスープです。
トッピングは、見た限り無さそうですが、ワンタンを食べていくとその下にあります。脂身の殆どないチャーシュー、浅漬かり色のメンマ、鳴門と中華そばと同じものです。シンプルで、スープに合っています。
とても美味しいワンタンでした。700円はちょっとお高いけど十分満足です。ワンタンメンがあったらと思うのは自然でしょう。
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