ますや食堂
新潟市(旧巻町)の「ますや食堂」です。お店の看板は「中華食堂 ますや」になっています。
北陸自動車道巻潟東インターチェンジから巻市街寄りの漆山集落にあります。
駐車場がないため路駐との情報がありました。お店の前に着きましたが、そんなに車の通りはありませんが車を停められるような雰囲気の道ではありません。少し離れた車の往来の少ない農道に車を停めてお店に向かいます。
お店は、奥に厨房、手前右側にテーブル席、左側に小上がりの小さな古くからの雰囲気のお店です。12時30分頃に着きました。入れ替わりにお客さんが出て他にお客さんはいません。WEEKに取り上げられたようで、お客さんが多いのかなと思いましたが違いました。
メニューは、麺類7種とごはん類8種があります。多くはありませんが多くの人で行っても何か食べられそうな品揃えになっています。男性客はボリュームのある肉チャーハンの大盛りっていうのが定番らしいのですが、ラーメン日記なんで休日は勘弁してもらうにしても平日はラーメンでしょう。肉そばという肉チャーハンと同じ具ののったものもありますが、やっぱり肉チャーハンが食べてみたい。両方食べれば解決です。ラーメンと肉チャーハンにしました。
お店は、年配の夫婦でやっているように見えます。お店には、お客さんが帰った後のようでテーブル上に器が残っています。すべて肉チャーハンらしい皿です。
ラーメンが出来上がってきて、ラーメンを食べ終わる頃にご飯物ができてくるの好きです。ご飯物を食べながらラーメンのスープを飲めるからです。麺は食べ終わっているので伸びる心配もありません。逆とかいっしょに出てこられるとラーメンが伸びないように先に食べてる間にご飯物が冷めるんで嫌いです。でも、肉チャーハンが先にできてきました。
やっちまった。というのが一番の感想です。普通のチャーハンに少しのあんかけかと思っていましたが、量が多いです。これ一品で十分昼食にできる量があります。普通ならラーメンを先に食べるんで待ちますが、量が量なんで先に食べ始めます。
チャーハンで良いとされるパラパラとしたチャーハンではありません。かといってもネチャネチャしたようなものでもない好きなチャーハンです。醤油が中心となっているとお思いますが味付けもいい感じです。
チャーハンの上にのったものがまた特徴的です。キャベツと豚肉の炒め物ですが、少しだけあんかけ風になっています。うま煮とか広東麺などほどではなく、チャーハンまで垂れることもなく、チャーハンだけでも美味しく食べられるし、いっしょに食べてもいい感じ口の中で混じります。美味しい新しい食べ物を発見した気分です。
半分くらい食べたところでラーメンができてきました。
醤油のあっさりしてそうなシンプルなラーメンです。
麺は、普通の太さの普通の縮れです。モチモチした感じの麺です。
スープは、見た目どおり醤油味のあっさりしたものです。なかなかいい感じですが、おとなしい過ぎるラーメンかなといった印象です。でも、こういうのがいいかも知れないです。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、海苔とシンプルです。チャーシューは軟らかいけどしっかりした醤油味のもので、チャーシューメンも食べてみようかなと期待させてくれるチャーシューです。
このラーメン450円です。お店にお金をかけず、人を使わず家族でやっているようなお店は、やっぱりコストパフォーマンスがいいです。
さて、肉チャーハンののこり半分を食べます。すでにお腹もいっぱいになりましたが、美味しいんでしょう、すんなりお腹に入りました。ラーメンの残ったスープとの相性もいいです。
チャーハンが500円で、肉チャーハンが600円です。これだけのボリュームと味なんで十分満足の肉チャーハンでした。
本日の昼食は1050円と豪華な食事になってしまいましたが、それ以上に楽しませていただきました。お腹もはちきれそうです。
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