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2009.11.07

おたり新そば祭り

長野県小谷村で開催されているおたり新そば祭りに行ってきました。
温泉ともうひとつの楽しみは、この時期のお蕎麦です。各地で新そば祭りが開催されています。温泉と新そばがあってその地を楽しんだような気になります。小谷の新そば祭りに行こうと思ったのは地元産のそば粉を使用していることです。北海道産のそば粉を使用しているお店もありますが、新そば祭りのチラシにはきちんと産地を表示しています。食べ比べも楽しいかも知れません。そういうこともあってか新そば祭りの期間は設定されていますが、お店毎に新そば祭りの開催日が違います。国道148号から県道114号線、妙高小谷林道とルートを決めていたのでその道沿いで新そば祭りをやっている「蕎麦屋 蛍」と「雨飾荘」のお蕎麦を食べました。
県道114号線真木集落にあるのが「蕎麦屋 蛍」です。県道を走っていると新そば祭りの幟と手作り風の看板で迷うことなく辿り着けます。

蛍

道路沿いの広い場所が駐車場になっています。山村留学をしていたご主人が、築120年の古民家を改修して始めたというお店です。石臼で自家製粉。夏は細め・寒い時期は太めに切られるそばは、薪を使ったかまどで茹でる。との事前情報です。

蛍 看板

県道からの案内同様にお店の前にも手作り風の看板があります。古民家なんで昔の家に遊びに来たように入ります。昔の家らしく室内が少し暗めです。大きな部屋を3部屋ぶち抜いた感じの広いスペースがあり、部屋の中央には囲炉裏があります。お客さんが多くほとんどの席が埋まっています。メガネっ子みたいな高校生か奥さんか不明な可愛らしい店員に席を案内されます。

蛍 お品書き

蛍の緑は更級系でそばの殻を取り除いて挽いたそば粉を使用、深里(ふかさと)は挽きぐるみというそば殻を一緒に挽いたそば粉を使用した二種類のそばがあります。新そばの季節は鮮やかな緑色が楽しめるとのことなので蛍の緑にしました。

蛍 そばつゆ・薬味

そばつゆと薬味(わさび、大根おろし、ねぎ)が運ばれてきました。器毎冷えてます。

蛍 蛍の緑

蛍の緑や深里はそれぞれある程度まとめてゆでるようで、蛍の緑のお客さんの分が一気に出来てきました。写真にすると解かり難いのですが、普通のそばよりも新そばらしく緑色がかっています。新そばの香りが良いです。普通のラーメンと同じくらいの太さですがもの凄いコシのしっかりしたそばです。これは、夏の細めも食べてみたいです。そばつゆも癖のないとても自然な感じのものです。

雨飾荘

県道114号線を進むと終点高台に「雨飾荘」があります。道は雨飾山への林道と妙高笹ケ峰方面への妙高小谷林道へとさらにあります。
温泉旅館とホテルの中間の雰囲気です。靴のまま建物に入り帳場に行くと食堂らしきところで食べられるようなのでそちらへ。食堂らしき手前で靴を脱ぎ広いスペースの食堂に入ります。奥に厨房があり手前に大きな半円形のカウンター席、広いスペースはフローリングで座卓が配されています。低いテーブル席も1卓あります。座って待ちます。他に2組とお客さんは少なくどちらもおそばを食べています。こりゃ待っていてもフロア係が来ないかなと思い厨房に声をかけるとお茶とメニューを持ってきてくれました。
ざるそばとその他セットにしたものがあります。ざるそばは、通常800円ですが新そば祭りで500円で提供してくれます。さらに他のおそば類メニューも新そば祭り開催中200円引きになっています。目的のざるそばにしました。そばつゆも薬味も出てこないので待たされるかなと思いました。

雨飾荘 ざるそば

待たされるかなと思ったせいかすぐに出来てきました。細めに打たれたそばです。細いけどいいコシです。そばつゆも癖のないものです。雰囲気は温泉旅館の洋風な食堂ですが、そばはちゃんとしたものでした。

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