いさみや食堂
長岡市(旧栃尾市)の「いさみや食堂」です。
栃尾地区の県道19号線沿い旧警察署近くにあります。
お店より先に駐車場を見つけて車を入れました。お店は道路の向かいにあります。左に厨房、手前にテーブル席、中央にカウンター席と使っている仕切りのある大きなテーブル、奥に小上がりがあります。大小宴会が出来るとの看板があります。2階に広い座敷があるようです。町の中によくありそうな雰囲気のある程度の規模の食堂です。12時40分頃に着きましたが、かなり混んでいます。地元らしい親子3代家族連れのお客さんが多いです。
メニューは、麺類、うどん・そば、定食、丼物、一品料理に至るまで豊富です。麺類だけでもこういう食堂らしく豊富に揃っています。珍しいものではもつラーメンや天ぷら中華があります。それらにも興味ありますが、冷しラーメンがあるとの情報をもらっていたので探しますが見つかりません。冷し系らしいメニューに、冷丼と冷し担々麺があります。冷丼には“氷の入ったラーメンです”と説明があります。これです。さて、もうすぐ雪が降りそうなこの時期に食べられるかが問題です。その冷し系の中に冷し中華がないんで、この2品は年中食べられるかもと期待しつつ冷丼(れいどん)をオーダーします。すんなり通りました。
普通の中華そばが600円で、冷丼が750円です。氷だけで150円もアップしないだろうから冷し中華とまでいかなくても何らかのトッピングの追加があるのだろうかと期待しつつ待ちます。
お客さんも多いのですが、結構次々と出来てきます。冷し系は多少時間がかかるというのが常ですが、普通の待ち時間で出来てきました。
普通のラーメンの見た目ですが、トッピングの胡瓜と丼の回りに盛られた氷が普通のラーメンとの違いです。
麺は、普通の太さの縮れ麺です。普通の町のラーメン屋さんのラーメンの麺です。冷たいからといって硬いこともなく普通のラーメンのような食べ易い麺です。
スープは醤油味にちょっぴり中華風な感じのするあっさりしたもので、ほんの少しだけ油が表面で固まっていますが、気になるようなものではありません。食べているととっても爽やかだったのですが、だんだん辛く感じてきます。良く見るとねぎの上を中心にラー油かそれに近い辛味の油っぽいものがかかっています。そして、それが冷たいスープで粘土のような硬さでトッピングやトッピング周囲にあります。それがだんだん混じって辛くなってきたようです。とってもバランスの良い味です。
トッピングは、胡瓜、チャーシュー、メンマ、海苔、わかめなど充実しています。
冷たいラーメンを食べて温かい方が美味しいんじゃないかと思うようなものが多かったのですが、これはバランスの良い辛さのためかとても美味しく感じます。中華そばが600円に対して手間がかかって750円でこれだけの味なら冷し中華よりもいいかなって感じもします。楽しませていただきました。今度は暖かい陽気の時に食べたいと思います。
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