シンガポール食堂
新発田市の「シンガポール食堂」です。
新発田市の中心部、中央町の交差点近くにあります。
ちょっと食べたいものがあって来ました。(フレスポ赤道のラーメン店より)
お店は、奥に厨房、手前にテーブル席だけのシンプルなお店です。結構古く、町並みに溶け込んだお店です。午後2時過ぎなんで他にお客さんはいません。
メニューは、オッチャホイ、ラーメン、中華飯、やきそば、どんぶりがあります。ここで通常ならばラーメンなんですが、食べたいのはオッチャホイです。皿オッチャホイと汁オッチャホイがあります。皿オッチャホイは、さらに具材(えび、しいたけ、にく)を加えたものがあります。普通の皿オッチャホイにしました。
テーブルに置かれたメニューの裏側に新潟日報に掲載された記事のコピーが入っています。ニイガタで世界の味ってことで取り上げられています。父親が戦前シンガポールでホテル経営をしていて、主人もシンガポールで生まれ9歳まで過す。戦後、母の実家の新発田に身を寄せ戦後の昭和21年に食堂を開店させる。その後父親の発案でシンガポールの庶民的味であるオッチャホイを出すことになる。元々はシンガポール料理かも知れませんが、新発田に根付いた食べ物を食べたいと思った訳です。
下拵えに時間がかかる食べ物のようで、その分注文してからは早い出来です。
想像していたとおりのきしめんで作る焼きうどんです。
麺は、きしめんよりも太い麺で、水分を飛ばして乾いた感じに仕上げている。
もやし、ニラ、キャベツ、卵が油で炒められていて無造作に盛りつけたものです。
焼きうどんのようでもあり、卵の絡まりがチャーハンのようでもあり、美味しい。
スープ付きです。醤油のしっかりしたスープです。ラーメンも食べてみたくなります。
皿オッチャホイ、汁オッチャホイとも650円です。具材を追加したものは850円です。
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