リン
村上市の「中華食堂 リン」です。
村上駅前近く、駅を背にすぐ左側に曲がった先にあります。
四川飯店で修行を重ねた店主が独立してこの夏前にオープンしたお店です。四川料理の特徴である辛さを控えめにして、老若男女、幾世代にも楽しめ味を提供してくれるお店との情報をピンクのリストバンドさんからいただいていました。
お店は、右側に厨房、中央にカウンター席、左側に小上がりがあります。普通のラーメンや定食のお店の雰囲気です。以前は「津しま」という和食のお店です。夫婦らしき若い男女でやっていますが、四川飯店で修行したっていうには若過ぎるように見えます。午後12時40分頃に着きましたが何組かのお客さんがいます。
メニューは、麺類、ご飯類、やきそば、一品料理があり、麺類は、五目系タンメンや麻婆麺、担々麺、中華そばなど中華食堂という名に相応しい品揃えですが、これを店主が全部作るんでしょうか。週替わりのランチメニューもあります。五目あんかけや海老あんかけも美味しそうですが、四川らしいものをと思い麻婆麺か担々麺のいずれかにしようと思いますが、その先が決まりません。店主に『麻婆麺か担々麺を食べようと思っているのですが、最初に食べるならどちらがお勧めですか?』と聞くとひと呼吸考えて『麻婆麺を食べてみてください。』と返ってきました。麻婆麺をお願いしました。
中華料理って、多くの料理師がいていろんな料理を次々に作っているイメージなんですが、一人で全部やるって凄いです。新潟市の古稀櫻もそうでした。いずれも店主の前に働いていた四川飯店や古稀殿は、陳健一との交流があります。料理の鉄人での手際を考えると一人でやれそうな気もします。なんて思っている間に出来てきました。
麻婆麺らしい期待通りの見た感じにちょっと嬉しくなります。
最初に麻婆を少しいただきます。ラーメン屋さんの麻婆と違い中華料理の麻婆です。しっかりした醤油ベースの味ですが、しょっぱさ甘さなどまさに中華料理のバランスです。辛さを控えているですが辛く感じさせるようなインパクトがあります。単品で食べたくなる麻婆です。
端からスープを飲みます。普通の醤油味のスープです。普通です。この手の中華のあんかけ麺は、あんかけの味を少し濃い目にして、スープを控えているのですが、このスープは普通の濃さです。あんかけの味付けが濃くないから出来る味付けなんでしょう。
麺は、やや細の縮れで程好い歯応えのものです。麻婆との絡みの良好です。
いいですね。本格的な中華が750円ですか。村上まで高速も無料化実験中ですし、町屋の屏風も見たいし。休日の楽しい過ごし方が増えたような!?
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