七福
上越市の「七福食堂」です。
高田のスーパー原信の近く、少し入り組んだ住宅地の中にあります。
上越市での昼食になり、たまにはいつもと違ったお店で食べようと携帯電話で検索したら、まだお邪魔していない七福食堂が見つかりました。ナビなし車なので携帯電話に表示された地図を頼りになんとか着きました。
お店は、入ってすぐにテーブル席があり、その奥に見えませんが厨房があります。ちょっと狭いかなと思ったら右側に14畳の座敷がありテーブルが6卓置かれています。昔ながらの食堂の雰囲気です。午後12時30分過ぎに着きましたが、テーブル席がいっぱいです。店主っぼい親父さんに勧められ座敷に上がりました。
メニューは、めん類、うどん(そば)類、丼物・ごはん物、スープ類、定食類、一品料理、飲み物類に大別され、めん麺は、ラーメン、生みそラーメン、みそラーメン、塩ラーメン、タンメン、五目ラーメン、カルビラーメンやそれらにトッピングを加えたものまで豊富にあります。また、麺類は、辛口、激辛、あんかけが対応できます。その中でちょっと気になった上そば(七福特製ラーメン)にしました。
座敷のテーブルの1卓に予約席のプレートがありました。やがて年輩の女性2人組がやってきてそこに座りました。店主らしき親父さんと何を食べようか相談しています。常連でもなさそうですが季節ごとに食べに来ているようです。聞こえてきたのは『きのこづくし』という言葉でした。そういうのができるお店なんですね。混ぜてもらいたいです。
そこそこお客さんもいるので時間がかかるかと思いましたが、さすが伊達に豊富なメニューを用意しているお店じゃないです。早く出来てきました。
見たときの第一印象は『なにこれ?』です。ちょっと今までにあまり見たことのないラーメンです。和風煮物が丼に盛られてやってきたって感じです。
さて、トッピングと言っていいのでしょうか?その煮物は、根曲がり竹、干し椎茸のもどし、豚肉、ねぎ、鳴門の細切りの煮物です。その他に、落とし玉子とメンマもトッピングされています。東北北部からは孟宗竹がないので、筍と言えばこの根曲り竹が一般的でした。筍の味が濃く懐かしい味です。干し椎茸のもどしも香りが強くて好きです。
麺は、やや細の縮れ麺です。そう言っちゃ失礼かも知れませんが、特徴的なことや美味しいって伝えるようなことがありませんが、逆に癖がなく安心して食べれる麺です。
スープは、薄味です。醤油の色がしっかりしているんで醤油味のしっかりしたものかと思いましたが、全然違います。最初は病院食かなって思えるぐらいのものでしたが、食べているうちの筍と椎茸を始めとする和的に旨いダシが伝わってきます。
筍ダシがメインで旨味を出したちょっと珍しいラーメンです。この味は初めてです。普通ラーメン550円のお店の850円とちょっと豪華なラーメンですが、とても身体に優しいこれぞ和って感じのラーメンでした。
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コメント
はじめまして、上越在住のtakeいいます!
驚きました、ほぼ同じタイミングで我々も七福食堂にお邪魔していたのですよ。私はオムライスの大盛りを注文したのですが、大変ボリューミーで完食にえらい苦労しました(^^;
http://take118.blog118.fc2.com/blog-entry-278.html
上そばも個性的で気になるメニューですね、今度私も食べてみます♪
投稿: take | 2010.10.13 18:03
>takeさん
はじめまして!
拝見させていただきました。
凄いボリュームですね。
若かりし頃なら是非参加したかったです。
投稿: 新潟ラーメン日記 | 2010.10.14 20:44