安福亭 本店
長岡市の「安福亭 本店」です。
長岡駅と市役所の中間辺り、以前のお店から80m程長岡駅方向の場所です。
最近あまり背脂入りを食べてないような気がします。また、たっぷりのねぎも食べたくてお邪魔しました。午後1時過ぎに着きました。いい雪の降り具合なのでお店脇の駐車場に停めようと思いましたが満車です。前のお店の駐車場に停めても良いのですが歩きたくないので少し待ちます。帰るお客さんがいてすぐに停められました。
お店は、入口を入って右側に食券販売機があります。奥に厨房、中央に向かい合わせのカウンター席、左側にテーブル席、右側に小上がりがあります。広々して新しいお店らしく綺麗です。7~8割のお客さんの入りでしょうか。
メニューは、老麺(通常のラーメン)と味噌老麺、排骨麺(パイクウメン)などがあります。移転後のお店での1杯目は老麺にしました。それ以外で前のお店でも食べていないものがありました。その叉焼麺にします。食券を購入し店員に渡します。カウンター席に案内されました。セルフサービスの水を用意して待ちます。
昼時間を過ぎていますが入ってくるお客さんもあり、程々の混み状態が続きます。麺が太めであり普通のラーメン店の麺よりもゆで時間がかかるのは承知しています。やはり少し長く待ったかなって頃に叉焼麺が出来てきました。
器一杯になみなみ盛られています。チャーシューが背脂に隠されています。
ねぎを入れます。このお店の楽しみです。縦に切ったねぎと輪切りのねぎが用意されていますが、最初は縦切りのねぎを入れます。白髪ねぎよりも太めに切ってあり歯応えも楽しめます。香りや効果を考えるとねぎの方がいいですね。
麺は、太くゆるい大きな縮れの麺で、一般的なうどん同じか気持ち細いかなといった太さです。歯応えもさぬきうどんに似た歯応えです。
スープは、背脂が浮いています。普通の量と言うかちょうど好きな量です。その下には煮干しダシの旨みと風味で、醤油のしょっぱさがいい具合のスープです。表面からは想像できないほどあっさりしています。旨味も極端にデシャバるものがないバランスの良いものです。凄くレベルの高いスープの仕上がりです。
麺を食べ終わると、輪切りのねぎをスープに入れて楽しみます。背脂がスープの温度を保っていてくれるのですが、ねぎを多めに入れるとスープの温度も下がります。
トッピングは、硬めの中華そばに合いそうなチャーシャーが5枚です。燕三条系に良くあるタイプの味付けと良いメンマです。
1000円とかなりお高いものです。老麺が700円なので、チャーシュー4枚で300円UPです。ちょっとコストパフォーマンスは良くありませんが、2種類のねぎ食べ放題を考えると老麺ほどではなくても納得できる一杯でした。
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コメント
おいしそうです!とっても。こんな寒い日は、こういうこってり背脂がいいですね。安福亭は、車で駐車場の入り口で待つこともできるのですか?ここが、ネックで、その昔、近くの神社に停めていこうとしたら、ものすごく叱られた記憶があります。
ここの老麺は、燕の杭州飯店とは、また違います。しばらく食べていないので、食べたくなりました。こないだ、東区の月園に行ってきたのですが、店の作りが、喫茶店っぽい、喫茶店を使ったのか、喫茶店から転業したのか、どちらかなって思いました。注文したら、本当にすぐ出てきて、びっくりしました。細麺だからできる技なのかな、久しぶりに中華の手際よさを体験しました。
最近、東区を攻めていて、滋魂も行ってきました。あそこも駐車場が狭いのですが、運良く空いていると、Uターンをして入ってしまいます。中華そばの麺、具、スープ、温度のバランスも完成度が高いのですが、あそこのセットのチャーハンがうまいなあって思うのです。他のところと比べて、脂っこくない、飯を噛むほどにうまみが出る、飯の硬さがちょうど良い、具の卵、チャーシューが主役じゃない、なんか、解説してしまいましたが、滋魂のご主人の職人を感じます。おそらく奥さんと思われる方も非常に愛想の良い方で、長く続いてほしい店だなと思いました。長々と失礼いたしました。
投稿: つるさん | 2010.12.25 17:35
>つるさん
駐車場のなかったり停め難いのはラーメン店はどうも足が遠退きます。
月園ってネットで見たら、中華料理・喫茶って看板になってますね。飲茶ってなら一般的でしょうが…。
滋魂は、体調が良くなかったかも知れませんが、溶けた油が多く、コッテリがちょっときつくて楽しめませんでした。
投稿: 新潟ラーメン日記 | 2010.12.25 22:51