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2011.02.08

中華 白寿

白寿 うま煮そば

新潟市の「中華 白寿」です。
新潟市の中心街、WITHビルと三越を直線的に結んだ中間くらいにあります。ってここもWITHビルがなくなると説明し難くなります。永く使えるランドマークが欲しいです。
ここ数日過ごし易い気候になってきました。それでもまだまだ冬、ラーメンの美味しい時期は続きます。この時期に食べておきたいラーメンを求めて白寿にしました。
古そうな建物には数件のお店が入っていて、そのうちの1軒です。お店の入口も古さを感じさせるもので、暖簾を潜ると外観から想像した通りの小さな店内が目に入ってきます。右側奥に厨房、その手前と中央寄りにカウンター席、左側に小さなテーブル席です。12時40分過ぎに着きました。今日は5人ほどの先客が座っていて、同時で前の2人のお客さんに続いてお店に入ります。
メニューは変わらず、ラーメンとうま煮そばです。このお店はうま煮そばを食べたくなると来るお店ですから、セルフサービスの水を取りに行く途中で『うま煮!』と注文します。先客もその後からそこそこ来るお客さんも今日もみんなうま煮そばです。
今日も親父さんとおばさんがいます。親父さんがうま煮を作って、おばさんが麺をゆでたり盛りつけたりします。中華鍋で一度にたくさんのうま煮をまとめて作ります。お店に入った時のうま煮の有無で待ち時間が違います。今日は出来上がったうま煮が少なめです。ほんの何杯かのうま煮そばを作るとなくなりそうです。出来上がりを待っていた1人のお客さんと同時に入った2人でちょうどうま煮がなくなりました。
準備を進めていた親父さんがうま煮を作り始めます。大きな玉ねぎを2個取り出し切ります。中華鍋に油を引き、先程切った玉ねぎをまな板から直接中華鍋に入れ炒めます。挽肉や調味料やスープ、予め切って大きなざるに入れてあった大量の白菜などを入れながら炒めます。白菜の量が減ったところにさらに白菜を加え炒めます。もう一度白菜を加え炒めます。もやし、水溶きかたくり粉などの材料を炒めながら次々と加えます。最後に、お玉の中でかき混ぜた生卵をかけ、軽く回して出来上がりです。親父さん1人でやっている時は、うま煮がなくなってからの白菜切りから始めるのでかなり時間がかかりますが、おばさんもいるので予め準備が出来、早い出来上がりです。おばさんもうま煮の進行に合わせて麺の準備を始めます。熱々のうま煮がたっぷり入った中華鍋からうま煮が盛られてうま煮そばが出来上がってきました。
今日も、褐色のうま煮が美味しそうです。時間をおいて少し温度は下がりますが、味の熟れたうま煮も美味しいのですが、今日は出来立ての熱々です。
麺は、細麺よりも細い極細に近いやや強い縮れの麺です。細麺らしいシコシコした歯応えで、強めの縮れがうま煮を上手く絡めてきます。
スープは、うま煮と混じって判り難いのですが、うま煮と混じってもしょっぱさ控えめの癖のないスープだということは解ります。
うま煮は、白菜、玉ねぎ、もやしなどの野菜と玉子のトロミのあるあんかけになっています。ニンニクも少し効いています。程良いしょっぱさです。うま煮だけを食べるといい味です。もう少しだけしょっぱさが欲しく感じますが、これぐらいが健康的なんでしょう。スープや麺と一緒でも同じようなしょっぱさです。
ラーメンと聞くとカロリーや塩分など不健康な食べ物のように思われがちですが、白寿のうま煮そばは健康的な感じがします。500円で美味しいうま煮そばを食べて、身体にも懐にも優しい一杯でした。いつまでも500円で食べれますように。

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