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2011.05.23

中華 白寿

白寿 うま煮そば

新潟市の「中華 白寿」です。
新潟市の中心街、WITHビル(もう解体され終わってなくなったかも知れません?)と新潟三越を直線的に結んだ中間ぐらいかやや三越寄りの場所にあります。
新潟に転勤してきた同僚との昼食です。好き嫌いのない同僚で助かります。新潟には安くて美味しいものがあるってことを知ってもらおうと白寿にしました。
古そうな建物には数件のお店が入っていて、そのうちの1軒です。お店の入口も古さを感じさせるもので、暖簾を潜ると外観から想像した通りの小さな店内が目に入ってきます。右側奥に厨房、その手前と中央寄りにカウンター席、左側に小さなテーブル席です。午後12時20分過ぎに着きました。今日は5人ほどの先客が座っています。
メニューは変わらず、ラーメンとうま煮そばです。このお店はうま煮そばを食べたくなると来るお店ですから、セルフサービスの水を取りに行く途中で『うま煮!』と注文します。同僚も予め教えたとおり同じようにうま煮を注文しました。先客もその後から待ちになりそうなほど来るお客さんも今日もみんなうま煮そばです。
今日も親父さんとおばさんがいます。親父さんがうま煮を作って、おばさんが麺をゆでたり盛りつけたりします。中華鍋で一度にたくさんのうま煮をまとめて作ります。お店に入った時のうま煮の有無で待ち時間が違います。今日は出来上がったうま煮が少なめです。ほんの何杯かのうま煮そばを作るとなくなりそうです。思った通り出来上がりを待っていた2人のお客さんでちょうどうま煮がなくなりました。
準備を進めていた親父さんがうま煮を作り始めます。中華鍋に油を引き、玉ねぎ・挽肉や調味料を入れ炒めます。今度は、大量の白菜を加え炒めます。白菜の量が減ったところにさらに白菜を加えます。もう一度白菜を加えます。もやし、水溶きかたくり粉を加えて炒めます。最後に、お玉の中でかき混ぜた生卵をかけ、軽く回して出来上がりです。おばさんもうま煮の進行に合わせて麺の準備を始めます。熱々のうま煮がたっぷり入った中華鍋からうま煮が盛られてうま煮そばが出来上がってきました。
今日も、褐色のうま煮が美味しそうです。時間をおいて少し温度は下がった味の熟れたうま煮も美味しいのですが、今日は出来立ての熱々です。
麺は、細麺よりも細い極細に近いやや強い縮れの麺です。細麺らしいシコシコした歯応えで、強めの縮れがうま煮を上手く絡めてきます。好きな麺です。
スープは、うま煮と混じって判り難いのですが、うま煮と混じってもしょっぱさ控えめの癖のないスープです。全体をバランス良く保ってくれるスープです。
うま煮は、白菜、玉ねぎ、もやしなどの野菜と玉子のトロミのあるあんかけになっています。ニンニクも少し効いています。うま煮だけを食べるといい味ですが、もう少しだけしょっぱさが欲しく感じます。でも、これぐらいがきっと健康的なんでしょう。
ラーメンと聞くとカロリーや塩分など不健康な食べ物のように思われがちですが、白寿のうま煮そばは健康的な感じがします。500円で美味しいうま煮そばを食べて、身体にも懐にも優しい一杯です。同僚もコストパフォーマンスの良さには驚いてくれました。

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