らーめん天神下 大喜
東京都文京区は湯島の「らーめん天神下 大喜」です。
最寄り駅は、東京メトロ千代田線の湯島駅になります。JR京浜東北線や山手線の御徒町駅からも近く、お邪魔するときは御徒町駅から伺っています。富山市に同じ名前の富山ブラックの好きなお店がありますが、このお店とは関係無さそうです。
NHKの“アインシュタインの眼”という番組が最新カメラ技術でラーメンの美味しさを科学していました。その際に実験対象となったラーメン店が大喜でした。以前食べたラーメンが美味しく印象に残っており、さすがNHKと拝見しました。最近、手を加え過ぎたラーメンばかりを食べていましたが、正統派ラーメンを食べてみようとお邪魔しました。
午前11時30分から開店ですが並ぶことが多く開店20分前に着きました。まだ誰もいません。入口前でメニューを見ながら待ちます。15分前には並び始め、10分前には10人以上並びました。やがて店員が食券販売機の使える状態にしました。
メニューは、しお味、うめしお味、醤油味、薄口醤油味、味噌味、つけめん、季節限定品があります。以前はシンプルに醤油味から醤油ラーメンを食べました。今回は、お店のお勧めであろう一番最初に書かれているしお味の特製とりそば(特製とりわんたん・味玉入り、細麺)とランチタイム小ごはんの肉めし(ちゃーしゅうとしらたきをすき焼き風に煮込んでごはんにのせたもの)にしました。食券を購入したら歩道の車道側に並び店員に食券を渡します。開店時間になり店員の案内でお店の奥から席に着きます。20人を越えてそうな待っていたお客さんがほとんど入れたでしょうか。
お店の中は、間口が狭く奥行きがあります。右側に厨房があり、中央に厨房向きのカウンター席、左側奥にテーブル席があります。中規模のちょっと暗くお酒を飲むのにも良さそうな雰囲気のお店です。店員も注意していましたが床が凄く滑ります。
並んでいるときから食券を渡していたのですぐに出来てくるかと思いましたが、普通ぐらいの待ち時間でラーメンが出来てきました。
値段を考えないと特製っていいです。豪華なトッピングが嬉しくなります。
麺は、細ストレート麺で、ツルツル感やプリプリ感、歯応えなどとても楽しい麺です。さらに麺が吸ったスープと絡めたスープがいいバランスです。
スープは、透き通ってやや黄金っぽい綺麗な色です。鶏の旨みを邪魔しない控えめなしょっぱさです。塩ラーメンにありがちな塩の出しゃばった感じもありません。優しいまろやかなスープです。麺と食べているといいのですが、スープだけを飲むと塩味だけの味付けが物足りないように感じます。やはり醤油のような味と旨みの切れが欲しいです。そこそこ油も浮いていますが、全然こってりじゃないので気にせず食べることができます。
トッピングは、鶏らしい弾力が楽しいチャーシュー2枚、細めのメンマ、味付玉子、海苔2枚、白髪ねぎ、カイワレなどです。それと特製とりわんたんが2個のってます。癖のない鶏肉たっぷりのワンタンは、好みの軟らかい皮に包まれています。
肉めしは、ちゃーしゅうとしらたきをすき焼き風に煮込んでごはんにのせたものと説明されていましたが、チャーシューそぼろとしらたき煮といった感じのものです。お茶用の茶碗ぐらいの小さな器に山盛りで、量はありますがこぼしそうで食べ難いです。
塩と鶏の見事な料理でした。好みと少し違うところもありましたが、東京でこれだけのラーメンが食べられて良かったと思います。特製とりそば950円+肉めし50円で1000円とお高い昼食になりました。特製とりそばは、美味しいけどちょっと高いかなと思いますが、肉そばの破格値段でなんとかバランスが取れているでしょうか。全ての料理が美味しいとのこと、梅しお味や薄口醤油味なども楽しんでみたいと思います。
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