元祖富山ブラックラーメン 西町大喜 西町本店
富山県富山市の「元祖富山ブラックラーメン 西町大喜 西町本店」です。
富山市の中心部、閉店した大和の隣の路地にあります。
黒部峡谷の観光と温泉旅も終わり腹ごしらえです。久々に富山ブラックを食べたくて富山市まで移動して来ました。大喜は、富山ブラックを代表するお店で、富山市内に数店舗あります。いつもの西町本店ですが、駐車場がないので近くに駐車場に停めています。他のお店なら駐車場があるかも知れませんが、西町本店の雰囲気が好きです。
お店は、路地に面してある間口の狭いお店です。お店に入って右側の狭い通路を奥へ進むとやや広くなって左右の壁を向いたカウンター席があり、厨房は入口の左側にあります。古くちょっと歴史を感じるそんなに大きくないお店です。午後5時過ぎに着きましたが、ポツリポツリとお客さんがいる程度でちょっと寂しいような気がします
メニューは、中華そばの小(1玉)、大(1.5玉)、特大(2玉)だけです。トッピングに生玉子があります。お腹が空いているので中華そば(大)+生玉子にしました。
セルフサービスの水を用意して待ちます。すぐに作ってくれて早く出来てきました。
醤油がそのままストレートじゃないかって思うような色のスープです。
トッピングや追加の生玉子などを本当は混ぜて味を調えて食べるのですが、あまりが綺麗じゃなくなるので見た目を損なわない程度にスープに浸してからいただきます。
麺は、太めのストレートでむちっとしてかなり硬めです。好みの麺ではないです。
スープは、なんといってもその色です。富山ブラックと呼ばれるに相応しい色です。普通の醤油が薄められずに使われているような黒い色です。濃口なんで醤油の味がかなり強く感じます。以前は、醤油の味を強く感じてもしょっぱさはそれほどでもと思っていました。今日は体調が悪いのでしょうか?メチャクチャしょっぱいです。
トッピングは、大きめのチャーシュー、しょっぱいメンマ、たっぷりのねぎです。黒胡椒もたっぷりかけられています。チャーシューは厚みがあるため結構歯応えがあります。チャーシューがしょっぱくないのがこの中華そばの救いです。スープに馴染んでちょうどいい味で食べられます。メンマは逆にしょっぱいものです。しょっぱくても旨みのあるメンマです。そして多めのねぎなど全体を爽やかな方向に仕上げています。そしてこの中華そばの味を決定的に印象付けているのが黒胡椒です。辛さはそう強くありませんが、なんといって胡椒の香ばしさがしょっぱい麺を運ぶ手の手伝いをしてくれます。
途中から生玉子を混ぜて食べます。生玉子の軟らかい甘味が全体をまろやかにし、しょっぱさ和らげてくれます。1杯で2種類の味を楽しめます。得した気分です。
いつもは、中華そば(小)700円と生玉子50円で組み合わせ750円を食べていました。今回は、中華そば(大)1000と生玉子50円の組み合わせ1050円です。トッピングの量も多めに感じましたが、大盛り300円アップはちょっと懐に響きました。今までは習慣性が強く年に1回は食べたいと思っていました。しかし、今日はなんか違います。しょっぱさも卒業でしょうか。ちなみに特大は1400円です。
後から来たお客さんで幼児を連れたお客さんがいました。味の濃さを薄くできることや黒胡椒をかけないで調理できることを店員が説明していますがオリジナルのままで注文しています。富山ブラックには子供の頃から慣れさせるのでしょうか。恐るべし富山人。
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