めん処 くら田
新潟市の「めん処 くら田」です。
本町通りと東堀通りの間、6番町の小原小路に面しています。
今日は食べたいってものもなく、普通に美味しく食べられる物をと思いお邪魔しました。
お店は、奥に厨房、右側に壁向きのカウンター席、左側にテーブル席があります。使い込んだ黒く光る木の感じが落ち着いた小さな下町のラーメン店です。午後12時15分頃に着きました。外で待ている人はいません。今日は空いています。いつものこの時間なら満席になっているのですが、6~7割程度のお客さんの入りでしょうか。
メニューは、ラーメン、ワンタン、ワンタンメン、チャーシューメンがあります。麺は、普通(160g)、中盛り(200g)、大盛り(240g)、ダブル(320g)と選べます。普通の細麺の他に平麺も選べます。スープも醤油味の他に塩味も選択できます。麺の量、麺の種類、スープの味を変えても追加料金なしです。この前までダブルを食べていましたが、食べ過ぎないようにちょっとだけ注意をしているので、今日はワンタンメンにしました。
親父さんが作って、おばさんが配膳と会計をやっています。いつも通り手際よく作っていますが、一度に多くを作らないので時間がかかります。出来上がりを待っているお客さんも多く、待ちかな覚悟していましたがいつもより一段と早めに出来てきました。
普通盛りなんですがひと回り大きな器に、淡い色のあっさりスープが美味しそうです。
麺は、細い縮れです。口に入った時の感触が良く、噛んだ時に少し弾力があり、その後綺麗に噛み切れます。硬さがいい感じで、癖のない食べていて楽しい麺です。
スープは、透き通った淡い色です。醤油味の薄味ですが旨味があります。煮干しの香りがほんのり漂うこれぞ新潟って言いたくなるよう、新潟らしいあっさりしたものです。
トッピングは、食べようと口の近くにもってくると醤油の香りが強くしょっぱそうですが、ちょうど良い具合です。弾力、歯応え、脂身の混じり具合も適度にあり好きなチャーシューです。浅漬かり薄切りのメンマ、ほうれん草も入っています。ワンタンは、軟らかな皮にほんの少しだけ具が入っているものです。好きな皮を楽しむワンタンです。
ダブルまで同じ値段で食べれるので、普通盛りはちょっともったいない感じもします。身体のためにはこれぐらいがいいでしょう。好きな魚介系あっさりスープと歯応えの楽しい細麺は、本当に心地よいラーメンです。ラーメンが500円で、ワンタンメンが750円と250円の値段の差はちょっと大きく感じますが、それ以上に楽しんだ一杯でした。
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