麺処 遊
東京都台東区の「麺処 遊」です。
根岸にあります。JR鶯谷駅から少し南にあるいた、ちょっとレトロな街の一角です。
こちらもswinglさんから紹介いただいたお店になります。以前食べた実家近くの「手打ち 伊藤」(秋田・角館)の甥がやっているお店と言うことで楽しみにしていました。
お店は、左側に厨房、右側に壁を向いたカウンター席があります。厨房向きのカウンターは水の容器やコップの置き場になっています。入ってすぐに食券販売機があります。
メニューは、中華そば、肉中華そば、背脂煮干、煮干そば、つけそば、温つけそば、持ち帰りそばがあります。初めてなので基本だろう中華そばからを食べることにします。
午後5時30分過ぎですが他にお客さんもなく、すぐに作ってもらえ出来てきました。
あまり彩りは良くありませんが、白い器が妙に上品さを醸し出している中華そばです。
麺は、細く弱い自然な縮れでストレートと言って良い麺です。触感、噛み応えが博多ラーメンを少し太くしたような印象です。とても食べていて楽しい麺です。久々です。
スープは、魚介の香りが強く旨味も力強く来ます。醤油は、それほど前面に出ていませんがいい味に仕上がっています。昔ながらの中華そばではなく新しい中華そばです。
トッピングは、ちょっと小さめの角煮かと思わせるようなチャーシューのみです。
魚介の香りが強めですが、魚粉を使ったときのようなきつさはありません。これが魚介系の味って感じです。麺、スープ、トッピングとバランスの取れたものです。彩の寂しさとボリュームはありませんが、とても充実した満足感の残る中華そばでした。600円と魚介系が高いのが当たり前みたいな風潮の中、とてもいいあたりの値段でしょう。
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コメント
新潟ラーメン日記さん
雨の中、出張お疲れ様でした。
またお忙しいにもかかわらず、二軒も訪問して頂きましてありがとうございました。
どちらのお店も概ね気に入って頂けたようで、安心致しました。
はからずも三原さんの昔ながらの東京ラーメンと、游さんの新しい中華そばの組み合わせになりましたね。
游さんは、地元の伊藤さんを感じて頂けましたでしょうか?
新潟ラーメン日記さん同様、私も魚粉で魚介感を出したラーメンが好きではありませんので、たまさか游さんのように煮干しでしっかりダシを取った一杯を戴くと、とても満たされた気分になります。
残念ながら私はまだ食したことが無いのですが、三原さんの大盛りチャーハンは、他のメニューに比べると若干割高感はありますが、角切りチャーシューざくざくで旨いようです。
私は個人的に三原さんはもやしそばかタンメンのお店と位置付けておりますが、知人はチャーハンのお店と思っているようです。
機会がありましたら、一度お試しください。
また、新潟ラーメン日記さんの行動範囲内で、お好みに合いそうなお店を考えてみますね。
投稿: swingl | 2012.03.03 11:16
>swinglさん
楽しい1日になりました。
どちらも良いお店でした。
三原は、ネットの写真を見て、本当に銀座にあんな場所があるのかと思うような雰囲気でした。新横のラーメン博物館に行かなくても昭和を感じることができました。次は、もやしそばかタンメンにしたいと思います。次にチャーハンにしようかな。スタッフもなんか温かいお店でした。
遊は、ちょっと魚介が強めですが、魚粉のようなキツサがなくて良いですね。
魚粉は『ダシ取ったカス入れとくなよ!』って感じです。香り付けのために入れるならもう少し細かく控えめでいいんじゃないかと思います。日本の食文化とは違うものかと思います。たこ焼きやお好み焼きの削り節までですね。
もう少し三原に行こうかと思いますので、のんびり次をお願いします。
ありがとうございます。
お蔭様で、出張が楽しいものになっています。
投稿: 新潟ラーメン日記 | 2012.03.04 20:30