背脂中華そば 潤 UNIV.
新潟市の「背脂中華そば 潤 UNIV.」です。
西大通り(旧国道116号線)坂井交差点の近く、「ラーメン亭 兆家」跡地です。
通りがかりで花輪が出ていました。牛太郎→道楽→小桃林→天外天→塊→兆家と定期的?よくお店が変わる建物です。あまり知られていないラーメン屋か別分野の食べ物屋にでも変わったかなと良く見たら「潤」でした。「らーめん処 潤 新大前店」かなと勝手に名前まで命名しました。車を停めてお店の前まで行くと“UNIV.”?大学の略か。「らーめん処 潤」とは違いますが、お店の名前を変えて暖簾分けした“ism”とも違うようです。「潤」の学食バージョン?「潤」の名前での新潟市進出1号店です。
お店は、奥に厨房、フロア内にテーブル席が点在、左手前に壁に向かったカウンター席があります。ごく普通のラーメン屋さんの雰囲気です。席の並びなんかは以前のお店のままのようです。午後12時40分頃に着きました。オープン間もないのに大学が近いからでしょうか?賑わっています。兆家のオープン時は空いていましたが、同じ場所とは思えないほどです。かろうじてカウンター席の空き席に座ることができました。
メニューは、中華そばとタンメンの2種を中心に豚ミソラーメン、チャシューメン、岩のりラーメンなどがあります、サイドメニューは、餃子、唐揚げ、ライスで、それらを組み合わせたセットメニューもあります。大盛サービスは大学生のためのサービスか?大盛りが無料になっています。背脂の量が調節できます。普通、中脂、大脂、鬼脂の4つからの選択できます。大脂っていきたいところですが、やっぱり中脂でしょう。
グループ代表の松本潤さんとは、信州麺戦記でお会いしてお話をさせていただいたことがあります。新潟のラーメンを全国に広めており、また、東日本大震災でのラーメン炊き出しなどの活動、ラーメンに携わっている人の中でも凄い人だと思っています。
ただ、そのラーメンの背脂はどうももう一つ相性が良くないです。“ism”やイベントを除くと記録にないほど昔、たぶんオープンして間もないころ宮内店で岩のりラーメンを食べ、2005年の「酒麺亭 潤」での得中華を食べて以来の「潤」になります。
どうせ食べるのならドーンと行きます。代表のこれまでの頑張りへの感謝、開店のご祝儀を兼ねて岩のりラーメン(大盛、中脂)+辛味噌だま+味付け煮玉子にしました。
普通なら空くような時間ですが、お客さんが増え続け並んでいます。オープンして間もないお店としてはスタッフの動きも良いのですが…。ラーメンも普通にきました。
中華そばと辛味噌だまが別皿で運ばれてきました。白い器に背脂が強烈そうです。岩のりって美味しいのに似合わない見た目は、食べ物の雰囲気を損なわせてしまいます。辛味噌だまって真ん丸で、運ぶ時に皿の中でコロコロと遊んでいるのでしょうか?
麺は、太麺の弱い縮れです。そばって言葉が合います。結構モチモチとした麺です。
スープは、中脂なのにかなりの背脂多めです。その下は醤油味のスープです。しっかりした?あっさりした?ちょうど中間のいいところでバランスの取れたスープです。
トッピングは、歯応えの程好いチャーシュー、メンマ、玉ねぎ、岩のりです。岩のりの量がたっぷりです。香りを楽しみたいので半分ぐらいでもいいかなってほどの量です。
背脂が、中脂か?ってほど多めです。あまり食べ易い背脂ではありませんが、玉ねぎと岩のりで全然気にせず食が進みます。途中から辛味噌だまを溶かしながら入れ、別の味を楽しみます。中華そばの量が減り過ぎてから入れたのでしょうか?結構いい辛さがきます。その辛さのお蔭なんでしょうか?背脂がまた、一層気にならなくなりました。
昔の記憶より背脂がきつく感じることなく食べれました。基本的な中華そばなら680円で、岩のりラーメン(大盛、中脂)840円+辛味噌だま100円+味付け煮玉子100円の豪華1040円のラーメンとなりました。玉ねぎ、岩のり、辛味噌だまが、背脂をだいぶ和らげてくれました。そのうちにタンメンも食べたいと思います。
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