家系総本山 吉村家
神奈川県横浜市の「家系総本山 吉村家」です。
横浜市西区にあります。最寄駅は横浜駅で、東急ハンズの先、駅から歩ける距離です。
新潟で家系のお店でラーメンを食べましたが、どうも好みのラーメンではありません。こういうのはやはり発祥のお店で食べるのが一番だと思いお邪魔させてもらいました。
お店は、左側に厨房、厨房を囲んで奥~右側~手前にカウンター席があります。開放感のあるラーメン専門店の雰囲気です。入口を入った右側に食券販売機が2台あります。
メニューは、ラーメン、チャーシューメン、それらの中盛と大盛です。1つスープで勝負しているお店です。トッピング類も豊富に用意されています。ラーメンにしました。
食券を購入後には、店前の椅子に腰をかけて待ちます。午前11時40分頃で7人ぐらいの並びです。店内にはそれ以上の連続した空きがあり、一斉に案内され座れました。
カウンターに購入した食券を出して待つように案内されます。食券を出して待ちます。
30席のお店に働き盛りの男性スタッフが9人ぐらい見えます。普通に考えると採算が取れないと思いますが、後々ラーメン店を開こうと思っている人達が修行で集まっているのでしょう。なんかむさっ苦しいような、ちょっと異様な空気というか雰囲気です。
やがてカウンター内のスタッフが、ラーメンの仕上がりを聞いてきます。麺の硬さ、スープの濃さ、油の量を調整してもらえます。標準で食べたいので『普通』と伝えます。
他のお客さんは、かためんを指定のお客さんが多く見受けられます。流行のようです。
すぐに出来てくるかと思っていたら、そこから少しまってラーメンが出来てきました。
黒く渋めの器に、家系ラーメンらしい濁ったスープと、表面を覆う海苔が印象的です。
また、カウンター上には、特製刻み生姜、塩・コショー、トウバンジャン、酢、行者ニンニク、しょうゆ、おろし生姜、七味唐辛子、無臭ニンニクなどが置かれ、好きな味に調整して食べることができます。店側からのお勧めの入れ具合も貼り出されています。
麺は、やや太めのストレートで好みのタイプではありませんが、いい旨味があります。
スープは、濃厚な家系らしいものですが、動物臭さが抑えられ、他のお店のような嫌な感じはしません。バランスが良く、食べていても飽きないスープに仕上がっています。
トッピングは、スジ肉っぽい弾力のチャーシュー、大きい海苔3枚、ほうれん草です。
テーブル上に緑色の見たことのないものがあります。スライムの蛍光しないおとなしくしたような緑色です。回りのものと合わせていくと行者ニンニク(通称アイスネギと言うらしい)です。ニンニクの強い旨さはありますが、少し青臭いような気もしました。
いろいろ自分なりに調整して食べられる楽しみがあります。640円と値段もそんなに高いこともありません。あちこちにある家系とは違いました。油を少なめにしてもういちど食べてみたいと思います。定期的にリピートして食べたいラーメンではなかった。
| 固定リンク
コメント
新潟ラーメン日記さん
今回は、ずいぶんと足を延ばされたんですね。
またまた古い話になりますが、こちらがまだ現在の店舗に移転されるずぅ~と以前、創業地の磯子・新杉田で早朝から営業されていた頃に、学生だった私は朝まで呑んでべろんべろん状態でよく〆のラーメンを食べに伺いました。
今は家系のラーメンを戴く機会もめっきり少なくなりましたが、それでも数ヶ月に一度くらい無性に欲するときがあります。
と申しましても、今の私には家系のラーメンは、ご飯を戴く為のラーメンになっています。
ラーメンとライスか半ライスを注文して、最初にラーメンの麺だけをさっさと食べてしまい、残った具材とスープをおかずにゆっくりご飯を楽しみます。
特に家系のお店ではどちらにでも用意がある豆板醤をご飯に少し乗せて、たっぷりスープを浸した海苔で巻いて食べると堪らないものがあります。
わざわざ横浜まで、お好みの調整を試しにお運びになるのは至難の技でしょうが、直江津の8号と18号の交差点傍には、今では関東圏でも少なくなった吉村家直系の「上越家」がありますね。
仕事で上越方面に行かれたおりには、お好みの調整を変えてもう一度「家系ラーメンライス?」をお試しになられてはいかがでしょうか。
個人的には、家系のスープにはニンニク&ショウガが必要不可欠だと思いますし、そのスープをおかずに戴くご飯は得も言われぬものがあります。
どうでもいい私のこだわりですが、ご飯をスープにぶち込んで雑炊風にするのではなく、あくまでもスープ&具材をご飯のおかずににして戴きます。
くだらない話で、長々失礼致しました。
追伸
僭越ながら、行者ニンニクは「アイスネギ」ではなく「アイヌネギ」です。
投稿: swingl | 2012.04.17 13:03
>swinglさん
ありがとうございます。
ライスを注文している人が多いのにはビックリしました。そういうことだったんですね。
そうなると目玉焼きも納得できます。
上越の「上越家」は、直系のお店のようですが、どうも合わないです。横浜も東海道線沿線で移動が早いのでなんとかお邪魔できました。
あの加えるものの種類の多さで、自分の好きな組み合わせと分量にたどり着くまでに何年かかるか?
ちょっと普通のラーメンと違う流儀があったんですね。
総本店が、一番馴染むのでもう少し遊んでみましょう。
投稿: 新潟ラーメン日記 | 2012.04.18 00:08
おつかれさまです。吉村家の写真に,なんだか懐かしくなり,コメントしました。並ぶけど,回転が早いので,そんなに待った気がしないのと,流行っている店の客さばきを見るのが楽しくて,あの辺に買い物に行ったときは,寄りました。確かに,上越家も直系なんで,同じなんですが,雰囲気なのかなあ,内容にあるように,たくさん調理場にスタッフがいて,その雰囲気が,私も印象的でした。上越家も店主が大変丁寧な対応をされて,心地よくいただくことができます。疲れている時に食べたくなる一杯です。いろいろ入れながら,味を変えて食べられるのも,楽しいですよね。ラーメン酢割といイケます。それでは,また。これからも,記事たのしみにしています!
投稿: つるさん | 2012.04.20 19:42
>つるさん
ありがとうございます。
昔、ハンズに何度か行きましたが、その当時はラーメンに興味がなくて食べてませんでした。でも、その当時は別にあったのかな?
でも、コメントの通り結構待たされるかと思っても回りが早いです。席数がそこそこあるからなんでしょう。
家系のラーメンもいろいろ楽しみ方があるようなので、上越家でやってみますか。
ラーメンに酢って県庁の一般食堂で良くやりますが好きです。今度、家系でやってみます。
今後ともよろしくです。
投稿: 新潟ラーメン日記 | 2012.04.21 18:35