ラーメン ちくに
村上市の「ラーメン ちくに」です。
村上市役所近くにあります。城下町らしい住宅地の中にあります。解り難い場所です。
村上市でお昼になりました。玉寿し食堂で食べたいところですが、今日は定休日です。
昼営業の時間が短くなかなか食べられない「ラーメン ちくに」で食べれる時間です。
久々に煮干しの強いスープと軟らか麺が特徴の中華そばを食べようとお邪魔しました。
お店は、左奥に厨房があり、食堂には所狭しとテーブルが置かれています。すべて4人掛けのテーブルです。そこそこ古めの地元の食堂って雰囲気です。午後12時25分過ぎとこのお店にとっては遅い時間に着きました。半分ぐらいのお客さんと少なめです。
メニューは、中華そば600円と中華そば大盛り700円、肉そば900円とシンプルです。好きな1つのスープで勝負しているお店です。中華そば(大盛)にしました。
おじちゃんとおばちゃんの2人で切り盛りしているお店です。年輩の夫婦が1つのスープでやっているラーメン屋さんてことで、微笑ましい感じにリピートしたくなります。
セルフサービスの水を準備して待ちます。その後もお客さんが訪れ、次々とテーブルが塞がっていきます。そんな状態なんで時間がかかるかなと思っていましたが、お客さんが少ないうちに注文できたので早く出来てきました。一度にたくさん出来上がります。
白っぽい中華料理店のような器に、煮干しの香り、表面には脂が多めに浮いています。
麺は、やや細の弱い縮れで一般的ですが、軟らかめにゆでられています。軟らかいゆで加減は好きではありませんが、ちくにのゆで加減はバランスが良く嫌いじゃないです。
スープは、煮干しダシの効いたものです。透き通っていますが、醤油の色ではありません。味付けは、醤油を前面に出さない、塩を上手く使ったものです。あっさりしていそうですが、油もちょっと多めにあり、まろやかさと少しこってりした感じもあります。
トッピングは、適度な歯応えが楽しいチャーシュー、メンマ、海苔、鳴門、ねぎです。
煮干しダシが懐かしく、軟らかな麺も特徴と思うと気になりません。中華そば(大盛)700円です。安くはありませんが懐かしさを楽しみながらお腹の加減になりました。
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コメント
村上市寺町にある村上市民のソウルフードですね。昔々、現在の店舗は「千国・センゴク」と言う喫茶店でした。
旧店舗は細工町にあり、先代の味を引き継ぐ形で喫茶店からラーメン店になったみたいです。
茹で過ぎかな?と思う麺と動物系のスープが抜群にマッチしています。
旧村上市民は、三之町の「川村肉屋のコロッケ」小町の「天茂の焼きそば」が懐かしい味です。
投稿: morris | 2012.07.16 01:36
>morrisさん
千国(センゴク)からチクニなんでしょうか。
さすがにネット上に情報はありませんでした。
なかなかない味ですが、リピートする味です。
細工町ってなかなか他地区の人が行くような場所じゃないようで全然知りませんでした。でも、昔はそういう業種の人たちが集まっていたんでしょうね。
三之町の「川村肉屋のコロッケ」は知りませんでした。やま信の村上牛コロッケが県内のイベントに出店していて村上の味かと思っていました。
小町の「天茂の焼きそば」はビックリしました。村上に焼きそば専門店があるんですね。玉子焼きそばやカレー焼きそばが美味しそうです。
村上のお酒も美味しいので電車で1度行きたいです。
投稿: 新潟ラーメン日記 | 2012.07.16 13:27
村上出身です。
地元住民でも、麺が柔らかいとか賛否両論あるラーメン屋ですが、私は日本一のラーメンだと思っています。
私も細工町時代から通っていました。
細工町時代はじいちゃんの指入りでしたが、絶品ラーメンですね。
現在千葉で暮らしていますが、ちくにのラーメン食べたくて仕方ありません。
投稿: ひろ | 2020.12.08 11:32
>ひろさん
ありがとうございます。
歴史を感じさせてくれるラーメンなんですね。硬いくらいの麺が持て囃されていますが、ちくにの麺は美味しい麺です。軟らかい・硬いとか関係なく、あのスープにあの麺、みたいな感じです。千葉からだと遠いですね。もう少し落ち着いたら是非GOTOで!
投稿: 新潟ラーメン日記 | 2020.12.09 01:13