三吉屋
新潟市の「三吉屋」です。
新潟市中心地の西堀通り沿い、三越の並びで白山神社方向に100m程の場所です。
お昼のラーメンを何処で食べようかと考えていたら、久々に三吉屋の中華そばが食べたくなりました。昨年のゴールデンウィーク明け以来の三吉屋の中華そばになります。
お店は、奥に厨房、手前に普段はあまり使わないカウンター席、その手前にテーブル席があります。4卓の小さなテーブルですが、中華そばの器なら4人座っても食べられます。狭く小さな昔ながらの中華そばやさんです。午後12時15分頃に着きました。半分ぐらいのお客さんの入りですが、テーブル席はどのテーブルもお客さんが座っています。サラリーマン風のお客さんが座っているテーブルに相席をさせてもらいました。
メニューは、中華そば、叉焼麺とそれらの大盛り、ワンタンです。ボリュームがないので女性のお客さんでも大盛りを注文する人がいます。中華そば(大盛)にしました。
厨房の店主とフロア係の女性の2人です。以前はフロア係の女性が2人いました。もう大分前になりますが、値上がりしてから混み合うこともなくなったためなのでしょう。三吉屋はファーストフード?っていうようないつもの早さで出来上がってきました。
青が縁を飾る懐かしい器に、ホッとするような派手さのない飾らない中華そばです。
麺は、細かな縮れの極細麺です。口に入れたときの縮れのあたりとツルツルした表面が気持ち良く、噛んだときのシコシコした歯応えがまた気持ち良い麺です。極細の麺が上手くスープを絡めるように掬い上げます。麺と絡まるスープのバランスが最高です。
スープは、淡く綺麗な醤油色です。醤油味ですが醤油を強調さることもなく、薄味ですがダシが効いて、野菜から出ている優しい甘さがあります。これこそ中華そばです。
トッピングは、歯応えの楽しいチャーシュー、メンマ、鳴門、ねぎとシンプルです。
三吉屋は派手さや彩りなど目立つものはありませんが、麺・スープ・トッピングがそれぞれ良く、それらのバランスもよく、新潟あっさりラーメンを代表する中華そばです。中華そば(大盛)が700円と割安感がないので足が遠退いていますが、年に何度か食べたくなります。多少お高くても食べたくなる、納得させられてしまう中華そばです。
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