らぁめん お~や
新潟市の「らぁめん お~や」です。
新潟島の少し下、東堀通沿いあります。広小路との交差点の下手右側です。
2ヶ月毎ぐらいに変わる期間限定メニューがあります。次回の予告がある時もありますが、今回は何が食べられるか不明です。楽しみにお邪魔しました。
お店の前に期間限定メニューの説明が貼り出されています。1月6日(火)~2月末の提供は、自家製甜麺醤らぁめんです。レギュラーメニューの濃厚味噌味よりも醤油感を強くし、少し甘めに仕上げました。アクセントに利尻昆布などで作った食べるラー油を添えました。とのこと、1日7食限定です。
お店は、奥行きがあります。入って正面に通路が延びていて、右側に製麺室があります。通路を進むと奥に待ち用?のソファが置かれています。その先で左側が開けています。奥に厨房、手前にカウンター席7席だけの落ち着いた雰囲気の小さなラーメン店です。午後1時15分頃に着きました。お客さんが6人です。ソファの向かいに食券販売機があり、回りに説明の貼紙があります。
メニューは、あっさりのらぁめんとこってりの濃厚らぁめんの2種類に大別されます。あっさりは、らぁめん、鶏らぁめん、梅らぁめん、チャーシューめんがあります。こってりは、濃厚らぁめん、濃厚鶏らぁめん、濃厚辛みそらぁめん、濃厚チャーシューめんがあります。期間限定メニューの甜麺醤らぁめんは残っているでしょうか。1日7食という数量なので心配になります。食券販売機を確認すると…、まだ残っています。甜麺醤らぁめんにしました。
食券をカウンターの上に乗せ、セルフサービスの水を用意して待ちます。
甜麺醤(ていめんじゃん)は、小麦粉と塩に麹を加えて醸造したものです。甘さが特徴になっています。どうでしょう?かなり期待が高まってきました。
多くのメニューを店主一人でこなしています。手際良く丁寧に作っています。前に待ちのお客さんいましたが、いつも通り早く出来上がってきました。
限定で良く使われる真っ黒な器に、味噌なのか醤油なのか微妙な色のスープが印象的です。カイワレの緑と煮玉子の黄色が彩りでも楽しませてくれます。
麺は、やや細のストレートです。角がしっかりしているので平打ち麺を食べているような舌触りで、モチモチ感や歯応えも楽しめるしっかりした麺です。
スープは、味噌と醤油の中間の色と透き通り具合で、鶏白湯のためかコラーゲンたっぷりそうなとろみがあります。味は、鶏白湯の塩味のような軟らかさ、醤油味のような深みの良いとこ取りのようです。最初は、薄味の控えめな感じですが、具材からの味が混じってきて、最後はかなりしっかりした味になります。あまりラーメンのスープで味わったことのない好みの絶妙な味です。
トッピングは、たっぷりの鶏チャーシュー、挽肉の醤炒め、利尻昆布の食べるラー油、味玉半個、カイワレなどです。鶏チャーシューの歯応えが抜群です。挽肉の醤炒めは、スープに混じってスープをしっかりしたものに仕上げます。利尻昆布の食べるラー油は、らぁめん全体をさわやかなものにしてくれます。トッピングのバランスが良く、かつなかなか充実にかなりの満足感です。
好みとは違いますが味わいのある麺、なんとも嬉しいスープ、充実のトッピング。今までの限定でも一番?楽しませてもらえました。手間もかかっていてなかなかの仕上がりです。820円と安くはありませんが、いい線でしょう。
3月~4月の限定らぁめんも紹介されてます。鶏煮込み醤油らぁめんと鶏三昧らぁめんです。これも期待できそうですが、1日各5食ずつの限定です。
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