東堀 石門子
新潟市の「東堀 石門子」です。
新潟市の古町エリアにあります。東堀通り沿い、広小路に近いところです。
ワンタンメンが人気のお店で、夏季冷やしも人気です。通年食べられます。
今朝の雨は凄かったです。久々の土砂降りでした。気温はそれほど高くはないかも知れませんが、蒸します。やっぱり冷しが食べたくてお邪魔しました。
お店は、奥行きがあり、左側に厨房、中央に厨房向きのカウンター席、奥に1卓ですが小上がりがあります。右側は、中で待てるように広くなっています。質素な町のラーメン屋さんです。午後12時30分過ぎに着きました。カウンター席が2席空いているだけで、帰るまでギリギリ並ばない賑わいが続きました。待ちのスペースが広いためお店が空いているような雰囲気になります。
メニューは、ラーメン、ワンタン、ワンタンメン、スタミナラーメン、冷やしとそれらにチャーシュー(肉)増しがあります。盛りは、普通、大盛、超盛から選択できます。トッピング追加は、ねぎ、メンマ、わかめがあります。お店に入るとすぐに親父さんが『何にしますか?』と聞いてきます。右側奥の冷水機にセルフサービスの水を取りに行きながら注文するのですが、今日は忙しそうに作っています。注文を聞かれる前に、こちらから超冷やしと伝えて注文が完了。冷水機から水を注いだコップを持ってカウンター席に移動します。
普通盛と大盛は皿に盛られる冷し中華風です。皿に深みがあり、つゆがたっぷり注がれます。超盛はラーメン丼に盛られる冷しラーメン風です。さらにたっぷりのつゆが注がれます。器を用意し作り始めます。ゆであがった麺を洗い、器に移し、トッピングをし、たっぷりのつゆを注いで出来上がりです。注文を聞くのも早いのですが、出来上がりも冷やし系とは思えないほど早いです。
白い器に冷しらしい緑色の胡瓜と美味しそうな醤油色のスープが映えます。
麺は、細縮れです。プリプリした食感が冷しでも楽しくなる好みの麺です。
つゆは、魚介系ダシの旨味と風味が穏やかなあっさりした醤油味のものです。しょっぱさが控え気味で酸味がほんのり、ラーメンように飲めるつゆです。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、胡瓜、わかめ、紅生姜、胡麻です。
石門子の冷やしは、歯応えの楽しい麺とあっさりしたそのまま飲めるつゆの美味しい麺料理です。超盛で950円。さすがにお腹いっぱいになりました。
名前が“冷し中華”ではなく“冷やし”です。しょっぱさを控え、酸味がほんのりのつゆからは、“冷しラーメン”でも良さそうな気もします。だからなんでしょう?“冷し中華”でも“冷しラーメン”でも食べた人が好きなように感じてもらえれば良いように“冷やし”という名前になったのでしょう。
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