中華そば処 琴平荘
山形県鶴岡市の「中華そば処 琴平荘」です。“こんぴらそう”と読みます。「旅館 琴平荘」がシーズンオフにだけ営業している中華そば屋さんです。
国道7号線から三瀬海水浴場に折れた先、海岸線が近くの高台にあります。
山形でも人気ラーメン店とのことです。食べてみたくなりお邪魔しました。
旅館の建物は見つかりました。中華そばが食堂なんかで専用の入口があるかなと見ましたが、旅館の玄関に中華そば処と書かれた札があります。旅館の玄関から入るようです。建物内に案内があります。玄関で靴を脱ぎ、正面の廊下を進み、右に曲がります。関係のない場所には行けないようになっています。
月山という広間でしょう、襖の前に「自家製麺 中華そば処 琴平荘」と書かれた緑色の暖簾が下がっています。広間のひと間か思い襖を開けて入ります。
大広間です。右側に幕は閉まっていますがステージがあります。ステージ前から6人まで座れそうな卓が3×5卓も配され、90席ということになります。入ったところに番号札があります。若い番号から取るように案内があります。番号札を持ち、右側の衝立で仕切られた待ちのスペースに移動し待ちます。
旅館のお昼営業ってこともあるのでしょう。午前11時~午後2時までの営業時間で、遅めの午後1時30分過ぎに着きました。人気店とはいえ地方、もう空いているだろうと思っていたのですが、まだ5組もの待ちがあります。
番号が呼ばれ席に案内されるようになっています。前に7人組がいましたが、ラーメン丼のみなので、お客さんの希望もあって1卓に座りました。やがて窓に近い席に案内されました。広々申し訳ない感じです。あくまでも1組1卓のようで相席にはしません。女性グループと相席になる楽しみもありません。
三瀬海水浴場が見えます。夏に訪れてみたいけど中華そばは食べれません。
メニューは、中華そば、肉抜き中華、チャーシューメン、大盛中華そば、大盛チャーシュー麺などがあります。肉抜き中華が一番安です。メンマ中華は、2種のメンマを楽しめますがチャーシュー抜き、チャーシューのせも可能です。大盛は平日の提供で、火曜金曜(平日)は普通盛と同じ値段で提供されます。麺の量は、普通盛りが220gで、大盛が330gです。いずれもあっさりとこってりが選べます。味の濃さを調整できます。麺の硬さを調整できます。平日限定ですが、極太麺の中華そばがあります。予約制でつけ麺の持ち帰りもあります。ネットで、写真のチャーシューが美味しそう、メンマの評判がなかなかなのものでした。チャーシューメン(あっさり)+メンマ+味付玉子にしました。
大盛を食べようと思っていましたが、大盛が出来ないので諦めていましたが、卓の上に立ったメニューに替え玉が書かれています。大盛はなくてもこれならOKです。半玉110g60円、一玉220g100円です。食べて決められます。
水とお茶は、大広間に2ヵ所に用意されていてセルフサービスななってます。ステージの右側辺りに厨房があるようで、次々と中華そばが運ばれてきます。それでも席数が多いこともあって普通の待ち時間で出来上がってきました。
大きな文字でお店の名前が書かれた白い器に期待通りの仕上がりの出来です。トッピングのメンマと味付玉子は別皿。広い卓が少し賑やかになりました。
麺は、普通かやや太めに感じる平打ち、細かで強い縮れで旨みのある麺です。山形に多いやや硬めの仕上がりです。好みより硬く、次は軟らかにします。
スープは、醤油味のあっさりしたもの、アゴと鶏のダシの旨味が自然です。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、海苔、ねぎです。チャーシューは、期待通りの適度な歯応えを楽しめるもの。メンマは、少し硬めですがシャキシャキとこちらも歯応えの楽しいものです。バランスが取れたトッピングです。
麺の硬さにあっさりのスープはどうも合いません。スープをこってりか出来れば中間をいきたいです。麺を軟らかめでも食べてみたいです。トッピングは、そのままでもかなり好みのものでした。チャーシューメンは850円と安くはありません。地方なんでもう少し安ければと思います。トッピングの追加があり、100円+100円で1050円とちょっとお高い昼食になりました。
会計は厨房寄りにあり、近くに中華そばや特産品の販売もやっています。
がんばろう東北!
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