喜びラーメン 小太喜屋
村上市の「喜びラーメン 小太喜屋」です。
県道3号線沿い村上消防署前方住宅地の中、平行する市道に面しています。
村上市での昼食です。久々ですが、小太喜屋で食べようとお邪魔しました。
午後12時30分過ぎに着きました。お店脇の路地を進んだ先の左側に駐車場があります。なかなか駐車できないこともあります。混んではいますが2台分の空きがありました。今日はそれほどの混みでもないかなと安心しました。
お店には出入口が2ヵ所あり、通りの正面が入口、脇が出口になっています。お店の中は左側奥に厨房があり、その手前と中央にカウンター席があります。右側に待ち用の椅子が用意されています。綺麗な今風のラーメン屋さんです。列びを覚悟していましたが、珍しく空席があり、すぐに座れそうな状態です。入口を入った先の正面に玩具のような小さな可愛い食券販売機があります。
メニューは、あっさり豚骨煮干ししょうゆ味のラーメンとあっさり豚骨魚介塩味の塩ラーメンの2味です。いずれもトッピングを豪華にした喜びラーメンとチャーシューメンがあります。麺の大盛りが無料です。自家製麺の店が増え、麺の大盛りが無料サービスや格安のお店も増えてきました。麺大盛り無料の場合の注文は、注文する際に大盛りをスタッフに伝えるのが一般的な方法です。食券の場合、普通盛りの食券を購入して同じで大盛りをスタッフに伝えるか、普通盛りと同じ値段で各大盛り食券が用意されているのがほとんどでしょう。小太喜屋は、普通盛りの各ラーメンの食券と共通で無料の大盛り食券が用意されています。大盛りの食券なしで食券を渡すと『大盛り無料ですが…。』と確認してくれ、口頭でも大盛りを伝える注文方法もできます。とても親切です。連続ならいろいろ食べますが、久々なんで好きな喜びラーメンにしました。
店主が作り、奥さんが配膳をしているように見えています。そんなに多くの量を一度に作らないので、一定のペースでお客さんが廻っています。お客さんが帰ったら片付けてすぐに次のお客さんを案内するって感じではなく、作りに合わせて案内します。そのために複数人のグループも一緒に席に案内されます。今回はそのまま席に案内されます。席には水とおしぼりがセットされます。
カウンターの下には席毎にボックステッシュや荷物用フックなどがあります。鞄かご、紙エプロンや髪止ゴム、お客さんへの気配りが用意されています。
大きな寸胴鍋で作られたスープを小さな鍋に1人前ずつ移して温めています。温めた器にタレ、スープ、油などを入れ、麺を入れ、トッピングを乗せます。テレビの料理番組に出る和食の料理人のような丁寧な仕事で出来上がります。
食器の扱いも丁寧です。食べ終わっての片付けなど食器のぶつかる音がしない
心地よい仕事です。品の良い料亭のような雰囲気です。丁寧なのに静かな、で
も無駄のない動きなんでしょう。普通の待ち時間で出来上がってきました。
お洒落な器です。上品に盛られています。カイワレの緑が彩りを添えます。
麺は、やや細の縮れで歯応えの楽しい麺です。2種の小麦粉を使用した自家製麺とのことですが、自家製麺に多い存在感を主張し過ぎる麺とは違います。
スープは、豚骨と豚足でダシを取り、煮干しを加えたものとのこと。動物系の旨みとあっさりした魚介系の風味、さらりとした感じに仕上がっています。
トッピングは、チャーシュー2種、メンマ、味玉、白髪ねぎ、カイワレです。チャーシューは、上質なハムような味わいのレアなローストと炙りバラです。量はそれほど多いってことはありませんが、種類を楽しめるのが好きです。
お客さんの健康を考えて厳選された素材、丁寧な仕事で仕上げられています。味的には、好みよりやや濃いめです。薄味にしてもらったこともありますが、普通の方が全体のバランスが取れています。充実のトッピング考えると800円はいい線でしょう。その値段で大盛りを食べられるのですからお得です。
まだ、食欲が戻りません。普通盛りでもちょっともて余してしまいました。
個人的見解ですが、上越のあごすけ、中越のいち井、下越のいっとうやと人気店があります。しかし、新潟市はラーメン店が多いので新潟市単独で新潟市のいっとうやにして、下越の小太喜屋としても良さそうな気がしてきました。
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コメント
年末以降更新がなかったので少し心配していました。
体調にお気をつけて、ラーメンたくさん食べてください。
投稿: エルエル | 2016.02.21 21:09
>エルエルさん
ありがとうございます。
ご心配をおかけしました。
のんびり掲載していきます。
これからもよろしくお願いします。
投稿: 新潟ラーメン日記 | 2016.02.28 23:40