東堀 石門子
新潟市の「東堀 石門子」です。
新潟市の古町エリアにあります。東堀通り沿い、広小路に近いところです。
ワンタンメンが人気で、通年食べられる冷やしも人気のお店ですが。3月29日(火)の営業をもって閉店です。もう少し食べようかとお邪魔しました。
お店は、奥行きがあり、左側に厨房、中央に厨房向きのカウンター席、奥に1卓ですが小上がりがあります。右側は、中で待てるように広くなっています。質素な町のラーメン屋さんです。午後12時15分に着きました。閉店の情報が伝わっているようです。お店の外まで20人以上の待ちになっています。
あまり外まで待ちになるようなお店ではありませんが、最後に食べておきたいお客さんでいっぱいです。しばらく待ってお店の中に入れました。いつもなら親父さんが『何にしますか?』と聞いてきますが、今日は混雑のためか聞いてきません。右奥にある冷水機からセルフの水を用意してもう少し待ちます。
カウンター席が空き、ようやく座れました。さて売り切れはなさそうです。
メニューは、ラーメン、ワンタン、ワンタンメン、スタミナラーメン、冷やしとそれらにチャーシュー(肉)増しがあります。盛りは、普通、大盛、超盛から選択できます。トッピング追加は、ねぎ、メンマ、わかめがあります。冷やしが通年食べられます。もう少し食べたいです。大冷やしにしました。
後からも結構お客さんが来ます。冷やしもこの時期にしては珍しく出ます。
今日はグループが多く、超盛りも良く出ています。トッピングの追加をするお客さんも珍しく多く、全部のせを注文しているお客さんもそこそこいます。
カウンター上の丼にゆで玉子があります。大きな双子のゆで玉子です。会計時の自己申告制です。近くに殻入れのざるや塩・醤油もあります。石門子のゆで玉子は剥き易いゆで玉子です。1個いただきます。ボリュームがあります。
普通盛と大盛は皿に盛られる冷し中華風です。皿に深みがあり、つゆがたっぷり注がれます。超盛はラーメン丼に盛られる冷しラーメン風です。さらにたっぷりのつゆが注がれます。器を用意し作り始めます。ゆであがった麺を洗い、器に移し、トッピングを盛り付け、たっぷりのつゆを注いで出来上がりです。慣れたものです。冷やし系とは思えないほど!早く出来上がってきました。
白い器に冷しらしい緑色の胡瓜と美味しそうな醤油色のスープが映えます。
麺は、細縮れです。プリプリした食感が冷しでも楽しくなる好みの麺です。
つゆは、魚介系ダシの旨味と風味が穏やかなあっさりした醤油味のものです。しょっぱさが控え気味で酸味がほんのり、ラーメンように飲めるつゆです。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、胡瓜、わかめ、紅生姜、胡麻です。
石門子の冷やしは、歯応えの楽しい麺とあっさりそのまま飲めるつゆの美味しい麺料理です。前回は超冷やし+ゆで玉子で満腹になりましたが、今日は大冷やし+ゆで玉子でちょっと多めのお腹に心地好い状態で食べ終わることができました。大盛850円+ゆで玉子50円で合計900円、まあいいでしょう。
名前が“冷し中華”ではなく“冷やし”です。しょっぱさを控え、酸味がほんのりのつゆからは、“冷しラーメン”でも良さそうな気もします。だからなんでしょう?“冷し中華”でも“冷しラーメン”でも食べた人が好きなように感じてもらえれば良いように“冷やし”という名前になったのでしょう。
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