喜びラーメン 小太喜屋
村上市の「喜びラーメン 小太喜屋」です。
県道3号線沿い村上消防署前方住宅地の中、平行する市道に面しています。
村上市での昼食です。久々ですが、小太喜屋で食べようとお邪魔しました。
午後12時40分過ぎに着きました。お店脇の路地を進んだ先の左側に駐車場があります。なかなか駐車できないこともあります。混んではいますが2台分の空きがありました。今日はそれほどの混みでもないのかなと安心しました。長野、福島、庄内、山形、仙台など県外ナンバーの車がいつもより多めです。兵庫、京都、大阪、滋賀、新潟で開催されているスタンプラリー、らぁ祭の対象店になっているからかなとも思いましたが、ナンバーとは重なりません。
お店には出入口が2ヵ所あり、通りの正面が入口、脇が出口になっています。お店の中は左側奥に厨房があり、その手前と中央にカウンター席があります。右側に待ち用の椅子が用意されています。綺麗な今風のラーメン屋さんです。列びもそれほどではないだろうと思っていましたが、店内の椅子と立ちを合わせて12人もの待ちです。少し外での待ちになりましたが、後ろに8人もの列びができています。県外ナンバーは、1台の車に大勢が乗っているようです。入口を入った先の正面に玩具のような小さな可愛い食券販売機があります。
メニューは、あっさり豚骨煮干ししょうゆ味のラーメンとあっさり豚骨魚介塩味の塩ラーメンの2味です。いずれもトッピングを豪華にした喜びラーメンとチャーシューメンがあります。麺の大盛りが無料です。自家製麺の店が増え、麺の大盛りが無料サービスや格安のお店も増えてきました。麺大盛り無料の場合の注文は、注文する際に大盛りをスタッフに伝えるのが一般的な方法です。食券の場合、普通盛りの食券を購入して同じで大盛りをスタッフに伝えるか、普通盛りと同じ値段で各大盛り食券が用意されているのがほとんどでしょう。小太喜屋は、普通盛りの各ラーメンの食券と共通で無料の大盛り食券が用意されています。大盛りの食券なしで食券を渡すと『大盛り無料ですが…。』と確認してくれ、口頭でも大盛りを伝える注文方法もできます。とても親切です。朝食を遅く食べお腹が空いていません。シンプルにラーメンにしました。
平日は、店主が作って奥さんが配膳をしていますが、フロア担当と調理スタッフの手伝いが加わり4人での対応となっています。そんなに多くの量を一度に作らないので、一定のペースでお客さんが廻っています。いつもはお客さんが帰って片付けてもすぐに次のお客さんを案内せず、作りに合わせ案内します。そのため、グループで食べに来たお客さんは一緒に席に案内してもらえます。今回は、一定のペースも早めで、席の片付けが終わるとすぐに案内されます。15分程待ちで席に案内されました。席に水とおしぼりがセットされます。
カウンターの下には席毎にボックステッシュや荷物用フックなどがあります。鞄かご、紙エプロンや髪止ゴム、お客さんへの気配りが用意されています。
大きな寸胴鍋で作られたスープを小さな鍋に1人前ずつ移して温めています。温めた器にタレ、スープ、油などを入れ、麺を入れ、トッピングを乗せます。テレビの料理番組に出る和食の料理人のような丁寧な仕事で出来上がります。食器の扱いも丁寧です。食べ終わっての片付けなど食器のぶつかる音がしない心地よい仕事です。品の良い料亭のような雰囲気です。丁寧なのに静かな、でも無駄のない動きなんでしょう。普通の待ち時間で出来上がってきました。
落ち着きのある器にトッピングが品良く、彩り良く盛り付けられています。
麺は、やや細の縮れ、普通のようでプリプリの歯応えがとても楽しい麺です。2種類の小麦粉を使用した自家製麺です。このような自家製麺は歓迎です。
スープは、豚骨と豚足でだしを取り、後で煮干しを加えたものとのことです。動物系の旨みと煮干しの濃厚な風味が楽しい今時の出来の良いスープです。
トッピングは、チャーシュー2種、メンマ、味玉半個、ねぎ、カイワレです。普通ラーメンのようでワンランク上のようなトッピングが嬉しくなります。
お客さんの健康を考えて選ばれた素材を使い、丁寧な仕事で仕上げられたラーメンです。大盛りでも650円とトッピングの充実を考えるとお手頃ですが、普通盛りでも十分な量があり、また食べたいと思いながら食べ終えました。
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