中華そば・餃子 杭州飯店
燕市の「中華そば・餃子 杭州飯店」です。
国道289号線の旧吉田町と旧燕市の間、きょうえい信組から東に入ります。燕背脂系ラーメンを代表するお店、テレビにも良く取り上げられています。
そのテレビでのこと。先日、牛すじ煮込み定食(半ラーメンセット)を紹介する番組がありました。美味しそうに見えたので食べようとお邪魔しました。
お店の前を通った先に結構広めの駐車場があります。午後2時40分過ぎに着きました。広い駐車場で、お昼最中ほどではありませんが賑わっています。
お店は、奥に厨房、手前にテーブル席、右側に別棟のような広い小上がり席あります。テーブル席、小上がりともにテーブルや座卓などが、ところ狭しと配置されています。大衆中華料理店の雰囲気、大きなお店です。遅めにの時間ですがテーブル席は満席、小上がりに座ろうとしましたが、テーブル席に相席で座ってくださいとのこと。小上がりが空いているのに配膳が近いテーブル席に纏めたがるのが、唯一、どうしても杭州飯店の好きになれない点です。
メニューは、麺類、飯類、一品料理などに分類され、麺類は、中華そば、大盛りそば、チャーシューメン、メンマ中華のみです。前回復活したと思った、メンマチャーシュー、もやし炒めそば、もやしチャーシュー、麻婆麺、カレーそば、タンメン、五目そば、ザージャン麺がありません。もしかして、平日とメニューが違っているのでしょうか。飯類に牛すじ煮込み定食、興味のあって目的にしていた牛すじ煮込み定食(半ラーメンセット)があります。テレビ番組での紹介のためか、遅かったためか、牛すじ煮込み関連が売り切れになっていました。中華そばと以前から気になっていた餃子(4個)にしました。
厨房前辺りに用意された給水器からセルフサービスで水を用意して待ちます。杭州飯店は麺が1種類で、予めお客さんの入り具合を見てゆでていそうです。前に他のお客さんですが、注文して10秒程で出来てきたことがありました。
ですが、餃子もそうかよ。水の用意と同時ぐらいに出来上がってきました。
ステンレスの皿に大きな餃子が盛られてきました。かつてない大きさです。
醤油皿にタレを用意します。テーブルには醤油差ししかありません。他に醤油を必要とするようなメニューも見当たりませんから餃子のタレです。一般的な醤油+酢+ラー油ではなさそうです。醤油皿に餃子のタレを入れ食べます。
大きな餃子ですがひと口で食べれるだろうかと思いました。しかし、大きさもありますが、熱々でひと口では無理でした。タレをつけ1/3程度を口の中へ運びます。ニラやにんにくなどの香りの強い野菜は使っていないようで、それでも野菜が中心の具はとても優しく感じられます。タレは、醤油味で甘みのあるもの、中華風なタレです。さらにタレを付けて食べようと思いますが、大きな餃子で皮は普通の餃子と同じ厚さです。途中まで食べた餃子をタレを付けますが、崩れて上手に戻ってきません。そのままタレへダイブすることになりまが、それでも餃子のタレがしょっぱ過ぎないため普通に食べられます。
今日は、普通のラーメン店よりも少し早めの感じで出来上がってきました。
白い小さな器に波々と盛られています。スープ表面にたっぷりの背脂です。
麺は、極太の縮れ麺です。全体的には平たい麺で不揃いなところがあります。1本の麺で途中までがうどんでその先がきしめんみたいなのが普通なんです。幅も大体は似たようなものの不揃いです。手打ちのような仕上がりの麺です。コシの強いうどんのようでゆで加減が硬すぎないので心地よく食べれます。
スープは、器の縁までチャッチャされる程たっぷりの背脂に覆われています。その下のスープは醤油色が濃いめに見えますが、しょっぱさは控え気味です。飲むと煮干し風味であっさりしていながら、醤油の味をかなり楽しめます。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、玉ねぎととてもシンプルです。チャーシューは、醤油の味付けが良くちょうどの硬さ、歯応えも楽しめます。メンマは、他のお店ではなかなか見ない濃い色です。かなり漬け込んでそうです。
ラーメンという分野でいいのだろうか?と思う太い手打ち麺の中華そばです。800円とお高いものですが、なぜか?繰り返し食べたくなる中華そばです。相方も中華そばで、餃子は4個で800円。ちょっとお高いお昼でした。
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