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2016.12.22

春紀

春紀

上越市(旧板倉町)の「春紀」です。
柏崎市(旧高柳町)にあった春紀が、上越市(旧板倉町)に移転しました。
柏崎市(旧高柳町)で開店時は「小さな小さなラーメン屋 春紀」でしたが、居間を小上がりに使い、今度のお店は“小さな小さな”が取れたようです。
ラーメンを食べるためにお店まで行く、決して何かのついでではありません。前のお店もそうでしたが、今度のお店もなんか同じような印象を受けます。
移転後、場所と待ち時間の関係でなかなか…が、ようやくお邪魔しました。
県道95号線沿いにあります。国道18号線岡原交差点と県道30号線柿崎荒井線(板倉区)総合事務所前を結ぶ道の途中、広い駐車場で見つけれました。
上越市板倉区に移転後の初になります。新たなメニューはあるでしょうか。
道路からすぐ、お店前に21台も止められる大きな大きな駐車場があります。午後1時30分過ぎに着きました。ほんの数台の空きがある程度の混みです。今までは、そこそこスピードの出る田舎の国道の広くなった所に路駐でした。交通の妨害や事故、近所への迷惑などかなり気にしていてくれたのでしょう。駐車スペースの広さ、端の止め易さ、しっかりしたラインなどから判ります。
一戸建の民家で玄関前に雪囲いがあります。外には12人ぐらいの待ちです。後部が雪囲いから外れ、高速道路が速度規制になるような風を直に受けます。上越高田で20℃を記録する暖かさ、なんとも異常な暖かさに救われました。40分待ちで玄関の中へ、ベンチのような椅子が3個、9人まで待てます。
お店の中には、休日を書き入れたカレンダーがあります。日曜・月曜の休み。年末年始は、12月29日(木)~1月5日(木)までにお休みの丸印がありました。
お店は、奥に厨房、手前にカウンター席、その手前に2間の座敷があります。座敷は、4人~6人座れる座卓が4個だけで、ゆったりと配置されています。カウンター席は新しそうですが、あとは綺麗なお宅の座敷で食べる感じです。こからは結構回りが良く、10分程の待ちでカウンター席に案内されました。カウンター席からは、厨房が良~く見えます。ステンレスが眩しい厨房です。そんなに広くはありませんが、前のお店の4~5倍はあろうかと思います。
メニューは、らーめん、塩らーめん。数量限定で、たまりじょうゆらーめん、薄口しょうゆらーめん、みそらーめん、赤だしみそらーめん、赤らーめん(唐辛子入り、しょうゆ味)、赤みそらーめん(唐辛子入り、みそ味)です。トッピングは、味玉、甘エビペースト、肉増し(3枚)、大もり(1.5玉)があります。以前にあった、つけめん、塩つけめん、甘えびしょうゆらーめん、豚骨らーめんが見当たりません。ホワイトボードなど見つけられませんでした。水曜見ナイトで店主一押ししていたたまりじょうゆらーめんにしました。店主が作って、奥さんがフロア係って感じは前のお店と変わりありませんが、女性のスタッフがもう一人増えていました。さらに気配りができそうです。
春紀は席に着くまでに時間がかかります。でもその後は早い動きのお店です。早いとは言っても慣れた丁寧な仕事、普通の待ちで出来上がってきました。

春紀 たまりじょうゆらーめん

おそばが似合いそうな和風な白い器にしょっぱそうな醤油色のスープです。
麺は、平打ちっぽいやや太の縮れ、モチモチ感が強めで旨味のある麺です。
スープは、自然な醤油の旨味が田舎に昔からあったかのような味わいです。
トッピングは、分厚いチャーシューが2枚、海苔、水菜、青ねぎなどです。
ちょっと苦手な元気の良い麺とたまり醤油らしい醤油を味わえるスープ、相性は良さそうです。チャーシューがさらに分厚くなったような気がします。なかなか楽しいラーメンでした。750円はちょっとお高いような気もしますが、チャーシューのボリュームを考えるとまあまあ妥当な線かと思います。

お客さんの近所迷惑な路駐などもあっての移転になったようですが、広い駐車場には関心しました。それより厨房が広くなって良かったと思います。今までの厨房で良く調理していたと思います。効率良く調理できるようになりましまが、店主が作る形は変わりません。待ちの長さは変わらないようです。

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