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2017.06.19

元祖支那そば 信吉屋

信吉屋 冷し中華(中盛)

新潟市の「元祖支那そば 信吉屋」です。
本町5番町、人情横丁の市場風なお店が並ぶ建物の東堀通寄りにあります。
そろっとまた冷し中華が食べたくなり、例により信吉屋にお邪魔しました。
午後12時15分頃に着きました。遠くからでも列んでいるのが判りました。前に3人、こちらも3人、間もなく後ろに3人が並びました。おばさんが列びを見て出てきました。あまり余裕がないようです。注文を取り始めました。
メニューは、支那そばを基本にメンマ・チャーシュウ・ワンタンを組み合わせたものと冷し中華になります。以前まで提供されていたワンタンのみの提供はお休みです。冷し中華と大量ワンタンの仕込みは大変でしょうから納得です。麺の量は、普通、中盛、大盛があります。冷し中華(中盛)にしました。
ちょうど列んでいる人までで、冷し中華のトッピングが終わりになりました。厨房中央の冷蔵庫にはワンタンが売り切れの貼紙があります。支那そばも数食のようです。正午を回ったら早めじゃないとなかなか食べれないようです。
お店は、間口が広くあまり奥行きのない造りで、奥に厨房があり、その手前にカウンター席があるだけの小さなお店です。あまり綺麗とは言えませんが、昭和を感じさせてくれるような、懐かしく庶民的な雰囲気が好きなお店です。
タイミング良く10分程の待ちで、カウンター席のやや左側に座れました。
おじさんとおばさんで切り盛りしています。出来上がり待ちのお客さんも多いのですが、明るいおばさんの声を聞いていると待ち時間も苦になりません。
列んでいる間にオーダしていたので、かなり早めに出来上がってきました。
支那そばと同じ黒っぽい渋い器に盛られてます。胡瓜の緑やレモンの黄色などトッピングの彩りが綺麗に映えます。野菜たっぷりで健康的な雰囲気です。
麺は、極細に近い細さで弱い縮れがあります。支那そばより少し硬めに感じる仕上がりです。シコシコとした歯応えと切れの良さがとても楽しい麺です。
つゆは、最初、そのままで楽しみます。魚介が香ばしく、酸っぱさやしょっぱさがちょうど良いです。まろやかでちょっと懐かしさを感じさせてくれます。次にレモンを搾ると柑橘系の爽やかな酸味が加わり、香りが広がります。練り辛子を箸で取り、そのまま麺に付けます。辛味をダイレクトに楽しみます。
トッピングは、弾力と歯応えが楽しいチャーシュー、キュウリ・ハム・細切りの鳴門、金糸玉子です。脇にある搾ったレモンからいい香りが広がります。
冷しでは珍しい気持ち良い麺を、魚介風味とレモン爽やかな香りのつゆでいただきました。ボリュームもちょうど良く、バランスが取れたトッピングも魅力的です。900円と安くはありませんが、それ以上に楽しめました。
今季3杯目の信吉屋冷し中華になります。今年は何杯食べれるでしょうか。

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コメント

いつも楽しく見ております。

冷やし中華ですか~。夏って感じがしていいですね。味の変化も楽しめて美味しそうです。

投稿: いな | 2017.06.20 17:45

>いなさん

ありがとうございます。

麺、スープがあってのラーメンと思ったこともありますが、夏の冷し中華もいいんじゃないかと楽しんでおります。つゆの味やトッピング、器などいろいろお店の特徴もあって面白いです。

投稿: 新潟ラーメン日記 | 2017.06.23 00:22

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