選べるおばんざい 京菜味のむら
京都府京都市の「選べるおばんざい 京菜味のむら」です。
烏丸通りから四条近くの蛸薬師通りを西方向に入った先の左側にあります。
せっかく京都に来たのだから、京都らしいものを食べてみようかと思います。食べるっていってもなかなか京都のB級グルメ的なものが思い浮かびません。ふと昔々に先輩達と泊まった京都の老舗旅館のおばんざいを思い出しました。朝食でしたが、5×5=25種類ものおかずが出てきてとても驚きました。
そこまでとはいかなくても、おばんざいという文化を楽しんでみたいと思い、事前にネットで調べました。京都駅からそこそこ近く、料理が美味しそうで、営業時間がワイド(連続営業)で見つけた京菜味のむらにお邪魔しました。
お店は、左側に厨房があり、その手前におばんざいが並ぶケースがあります。おばんざいの販売コーナーのように見えます。右側にテーブル席があります。明るい木目調で洋風の軽食などが似合いそうな明るいお洒落なスペースです。昔からの土地なんでしょう。間口が狭く、奥行きのある建物になっています。午後5時前に着きました。他にお客さんは…、まさかの貸し切り状態です。
メニューは、朝食おばんざいセット、おばんざいセット、朝食湯葉丼セット、湯葉丼セット、湯葉丼、ちょい呑みセット、雅ご膳などがあります。おばんざいが選べるようになっています。朝食おばんざいセットや朝食湯葉丼は小鉢4品、おばんざいセットや湯葉丼セットやちょい呑みセットは小鉢6品を選ぶようになっています。本日のおばんざいということで、温かいおばんざいと冷たいおばんざいがあります。温かいおばんざいは、鶏肉のチリソース、豆腐と野菜の炒り煮、南瓜の鶏そぼろあん、厚揚げと刻み昆布の煮物、金平ごぼう、肉団子の湯葉あんかけです。冷たいおばんざいは、夏野菜の胡麻和え、彩りなます、わらびの白和え、枝豆入りおから、ひじき豆、さつま芋とパインのサラダ、湯葉と壬生菜入り切干大根、カリフラワーと人参のマリネです。食べたいおばんざいを選ぶのも大変そうです。雅ご膳は、こだわりのおばんざいを色とりどりの器に盛り付けたもので、きまぐれ12種、湯葉丼、本日のお味噌汁になります。多くの種類のおばんさいを楽しみたいので雅ご膳にしました。
お箸、箸置き、スプーンなどカトラリーが先にきました。古都を感じます。
おばんざいですから湯葉丼に合わせ、かなり早めに出来上がってきました。
いろんな色の綺麗なガラス製の器に盛られてきました。夏らしく涼しげです。同じ器がありません。季節で器も変わるでしょうから楽しんでみたいです。
おばんざいのセットにあるものもありますが、全て冷たいものが12種です。やや甘でしょっぱさ控えめ。薄味に感じますが、出汁が効いていて上品です。食べ慣れた感じのものから初めてのようなものまでなかなか楽しめました。
湯葉丼は、これも上品な仕上がり、醤油味のあんに湯葉が浮かんでいます。
なかなか楽しんでの1620円、これはちょっとお手頃かなと思います。
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