あら川
上越市の「あら川」です。
県道579号線(上越大通り)沿いの上越市市民プラザの近くにあります。
上越でのお昼。やっぱりこれを食べて年を越したいと思いお邪魔しました。
看板らしいものもないのですが、営業中は暖簾で判りますが、閉まると準備中の表示もなく、何の建物かすら判らなくなります。午後12時30分頃にスープ切れになります。待ちのお客さんの状況を見ながら暖簾を片付ています。
午後12時15分頃に着きました。暖簾が下がっています。ひと安心です。
店前の道路の向かいに駐車スペースがあります。雪で停められるか心配しましたが、町内の除雪のついでに除雪したような状態で、無事駐車できました。
お店は、間口が広く奥行きのないカウンター席だけのお店です。中央に厨房があります。普通のラーメン屋さんのような大きな寸胴とかがなく、ちょっと質素な厨房です。もともとのラーメン屋じゃないような雰囲気です。左側に入口があり、入口寄り左側のカウンター席が食べる場所で、右側のカウンター席が待つ場所になっています。右側の右端に冷水機があります。セルフで水を用意して中央寄りから並んで待ちます。左側カウンター席のお客さんが食べ終わって席が空くと案内してくれ、右側カウンター席から空いた席に移動します。待ちの右側カウンター席は左側にスライドになります。他にお客さんは1組の年配夫婦、もうすでに食べています。なんでこんなに空いているのでしょう。
メニューは、らーめん、らーめん(大)だけ、らーめん(大)にしました。メニューが少ないっていうのも、変に考えなくて良いのである意味楽です。
その後、中年男性の2人組がやってきました。常連のようで電話で予約を入れていたようです。電話の声が若いとかどうとか話しています。スタッフから、昨日がメチャ混みで今日はガラガラ!ってな感じのことが話されてました。
今日もいつものおばさん2人でやってます。納得のいくよう丁寧に作っているので多少時間がかかります。スープの良い香りがするので空腹時は辛いです。今日は、すぐに作り始めてもらえたので結構早めに出来上がってきました。
3色の雷文が可愛い昔ながらの器に、醤油が美味しそうな中華そば風です。
麺は、やや細めの縮れです。表面が軟らかめで芯は結構モチモチしています。強めの縮れですがゆで加減が良く、食べていく程に好みになっていきます。
スープは、綺麗な醤油色で、その見た目通り醤油の味をしっかり楽しめます。油も適度に浮いていますがこってり感はなく、逆にあっさりにさえ感じます。醤油味・油・ダシなどバランスの取れた癖のない飽きのこないスープです。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、海苔、ねぎととてもシンプルです。
昔ながらの中華そばを食べさせてくれるお店もずいぶんと少なくなりました。少なくなったお店の中でもさらにかなり好みの味を提供してくれるお店です。らーめん(大)が700円、普通盛りなら600円です。安くはありません。それでも価格以上に楽しめます。いい師走を迎えられたことに感謝です。
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