元祖支那そば 信吉屋
新潟市の「元祖支那そば 信吉屋」です。
本町5番町、人情横丁の市場風なお店が並ぶ建物の東堀通寄りにあります。
今年最初の信吉屋。ワンタンメンを食べたいのですが、ワンタンの売り切れが早く食べれていません。今日も売り切れる頃かと思いつつお邪魔しました。
午後12時10分過ぎに着きました。いつもは遠くからでも列んでいるお客さんが見えて判りますが、この季節は店内で待つので混み具合が判りません。
お店は、間口が広くあまり奥行きのない造りで、奥に厨房があり、その手前にカウンター席があるだけの小さなお店です。あまり綺麗とは言えませんが、昭和を感じさせてくれるような、懐かしく庶民的な雰囲気が大好きなお店です。満席でカウンター席の後ろに2人のお客さんが待っています。『ワンタンメンの中ね?』と聞かれるのを予定していたのですか聞かれません。でも、冷蔵庫にワンタン売り切れの貼紙もありません。久々に食べれそるのでしょうか。
食べ終わって帰りそうなお客さんが何人かいて、注文の確認になりました。
メニューは、支那そば、チャーシュウメン、メンマラーメン、ワンタンメン、チャーシュウワンタンメン、ワンタン、冷し中華(夏季)などがあります。麺の量は、普通、中盛、大盛があります。ワンタンメン(中盛)にしました。
その後に来たお客さんも3人程いて、次のお客さんでワンタンが売り切れになりました。もう2人で麺が売り切れになりました。すぐ暖簾が外されます。
おじさんとおばさんで切り盛りしています。出来上がり待ちのお客さんも多いのですが、明るいおばさんの声を聞いていると待ち時間も苦になりません。
次の作り始めに間に合わせてもらえ、かなり早めに出来上がってきました。
艶のある渋い黒い器に澄んだスープが品良く、ボリュームがありそうです。
麺は、かなり細めの弱い縮れ。あまりラーメンぽくない麦が優しい印象です。シコシコした歯応えと適度なモチモチ感が特徴の食べていて楽しい麺です。
スープは、塩で味付けしたすまし汁のような透き通った綺麗な仕上がりです。昆布ダシの旨みと深い味わいの和風スープです。これが支那そばでしょう。
トッピングは、脂身のない弾力と歯応えが楽しいチャーシュー、肉団子に近い大きさの挽肉を包んだ軟らかなワンタン、メンマ、小松菜かな、鳴門、ねぎなどです。ねぎは輪切りのもので、スープと絡まり香りと味わいを楽めます。
歯切れの良い麺とお吸い物かのようなスープ、もう和食の領域の麺料理です。溶ろけるようなワンタンはボリュームもあります。800円、お手頃です。
ワンタン売り切れの貼紙が貼られる前、その下には1月14日臨時休業のような貼紙があったような気がします。記憶が曖昧なので各自でご確認を!
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