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2018.04.17

元祖支那そば 信吉屋

信吉屋 ワンタンメン(中盛)

新潟市の「元祖支那そば 信吉屋」です。
本町5番町、人情横丁の市場風なお店が並ぶ建物の東堀通寄りにあります。
今日こそワンタンメンが食べれますように!と願いながらお邪魔しました。
正午過ぎに着きました。混んでいないか心配しましたが、列びはありません。
お店は、間口が広くあまり奥行きがありません。奥に厨房があり、手前にカウンター8席だけの小さなお店です。昭和を感じさせてくれる懐かしい雰囲気のお店です。他のお客さんは5人、この時間では珍しくそのまま座れました。
ワンタンが残っていて『ワンタンメンの中ね?』と聞かれるのを楽しみしていたのですが、全然聞く様子がありません。最近、ワンタンの売り切れが多く、以前のように食べれていない、通えていないからかも知れません。でも、冷蔵庫にワンタン売り切れの貼紙もありません。今日は久々に食べれそうです。
メニューは、支那そば、チャーシュウメン、メンマラーメン、ワンタンメン、チャーシュウワンタンメン、ワンタン、冷し中華(夏季)などがあります。麺の量は、普通、中盛、大盛があります。『今日は全部あるよ!』とおばさんからのひと声がありました。久々です。ワンタンメン(中盛)にしました。
後から来たお客さん2人の分も含めて作り、早めに出来上がってきました。
艶のある渋い黒い器に澄んだスープが品良く、ボリュームがありそうです。
麺は、かなり細めの弱い縮れ。あまりラーメンぽくない麦が優しい印象です。シコシコした歯応えと適度なモチモチ感が特徴の食べていて楽しい麺です。
スープは、塩で味付けしたすまし汁のような透き通った綺麗な仕上がりです。昆布ダシの旨みと深い味わいの和風スープです。これが支那そばでしょう。
トッピングは、脂身のない弾力と歯応えが楽しいチャーシュー、肉団子に近い大きさの挽肉を包んだ軟らかなワンタン、メンマ、季節の野菜、鳴門、ねぎなどです。季節の野菜はうるいです。ほうれん草が一般的ですが、きぬさやの時期もあります。ねぎは輪切りで、スープと絡まり香りと味わいを楽めます。
歯切れの良い麺とお吸い物かのようなスープ、もう和食の領域の麺料理です。溶ろけるようなワンタンはボリュームもあります。800円、お手頃です。
ワンタンの売り切れが多く、なかなかワンタンメンを食べれていませんでしたが、久々にいただくことができました。時間が早めということもありますが、実際は火曜日が比較的空いているようです。ワンタンメンは火曜日に!

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