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2019.05.14

元祖支那そば 信吉屋

信吉屋 冷し中華(中盛)

新潟市の「元祖支那そば 信吉屋」です。
本町5番町、人情横丁の市場風なお店が並ぶ建物の東堀通寄りにあります。
比較的空いているという火曜日です。ワンタンメンを求めお邪魔しました。
午後12時10分過ぎに着きました。先に座りかけのお客さんが1人です。
お店は、間口が広くあまり奥行きのない造りで、奥に厨房、手前にカウンター席8席だけの小さなお店です。昭和を感じさせる懐かしい雰囲気が好きです。少しの待ちかと思っていたら、まだ中央付近の席が空いていて座れました。
ワンタンがなくなると中央の冷蔵庫に貼り出される“ワンタン売り切れ”の貼紙がしっかり貼り出されています。支那そばの中盛になってしまいました。
メニューは、支那そば、チャーシュウメン、メンマラーメン、ワンタンメン、チャーシュウワンタンメン、ワンタンがあります。麺量は、普通、中盛、大盛があります。いつもと同じ感じでおばさんに『ワンタンメンなくなりました。支那そばの中ね?』と聞かれて、『はい!』と答えて支那そば(中盛)の注文が完了する予定でした。ところがおばさんから『冷しの中ね?』との確認が、『はい!』と答えて冷し中華(中盛)の注文が完了しましたが、冷し中華の提供が始まっていました。なんと嬉しいことでしょう。やっぱり火曜日です。
次のお客さんが来たところで受けている注文と残りの麺との確認しています。ちょうど受けている注文で麺が終わりになりました。なんとラストでした。
麺を全てゆで釜へ、先に温かい支那そば系の麺を取って作り、残りの麺を冷やして冷し中華を作ります。そんな感じで結構早めに出来上がってきました。
支那そばと同じ黒っぽい渋い器に盛られてます。胡瓜の緑やレモンの黄色などトッピングの彩りが綺麗に映えます。野菜たっぷりで健康的な麺料理です。
麺は、極細に近い細さで弱い縮れがあります。支那そばより少し硬めに感じる仕上がりです。シコシコとした歯応えと切れの良さがとても楽しい麺です。
つゆは、最初、そのままで楽しみます。魚介が香ばしく、酸っぱさやしょっぱさがちょうど良いです。まろやかでちょっと懐かしさを感じさせてくれます。次にレモンを搾ると柑橘系の爽やかな酸味が加わり、香りが広がります。練り辛子を箸で取り、そのまま麺に付けます。辛味をダイレクトに楽しみます。
トッピングは、弾力と歯応えが楽しいチャーシュー、キュウリ・ハム・細切りの鳴門、金糸玉子です。脇にある搾ったレモンからいい香りが広がります。
冷しでは珍しい気持ち良い麺を、魚介風味とレモン爽やかな香りのつゆでいただきました。ボリュームもちょうど良く、バランスが取れたトッピングも魅力的です。中盛で950円と昨年より50円値上がりしてしまいました。安くはありませんが、それ以上に楽しめました。夏が来たなって感じになります。
今季初の信吉屋の冷し中華でした。昨年は9杯食べましたが、今年は…!?

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