元祖支那そば 信吉屋
新潟市の「元祖支那そば 信吉屋」です。
本町5番町、人情横丁の市場風なお店が並ぶ建物の東堀通寄りにあります。
梅雨っぽい天気、爽やかに信吉屋の冷し中華を食べようとお邪魔しました。
正午前にお店の近くに、遠くからでもお店の前の2人の列びが見えてます。
お店は、間口が広くあまり奥行きのない造りで、奥に厨房、手前にカウンター席8席だけの小さなお店です。昭和を感じさせる懐かしい雰囲気が好きです。少しの待ちで食べ終わったお客さんと入れ代わりで中央辺りに座れました。
ワンタンがなくなると中央の冷蔵庫に貼り出される“ワンタン売り切れ”の貼紙ですが、今日はお店に着いた時にはもうしっかり貼り出されていました。
メニューは、支那そば、チャーシュウメン、メンマラーメン、ワンタンメン、チャーシュウワンタンメン、ワンタン、冷し中華があります。麺量は、普通、中盛、大盛があります。いつもと同じ感じでおばさんに『冷しの中ね?』と聞かれてます。『はい!』と答えて冷し中華(中盛)の注文が完了しました。
待ちのお客さんが多く、2順目で出来上がってきました。普通の待ちです。
その後もパラパラとお客さんがきて、2人目で麺が売り切れになりました。
支那そばと同じ黒っぽい渋い器に盛られてます。胡瓜の緑やレモンの黄色などトッピングの彩りが綺麗に映えます。野菜たっぷりで健康的な麺料理です。
麺は、極細に近い細さで弱い縮れがあります。支那そばより少し硬めに感じる仕上がりです。シコシコとした歯応えと切れの良さがとても楽しい麺です。
つゆは、最初、そのままで楽しみます。魚介が香ばしく、酸っぱさやしょっぱさがちょうど良いです。まろやかでちょっと懐かしさを感じさせてくれます。次にレモンを搾ると柑橘系の爽やかな酸味が加わり、香りが広がります。久々に練り辛子をつゆに溶いて食べてみました。結構鋭い辛さに襲われました。
トッピングは、弾力と歯応えが楽しいチャーシュー、キュウリ・ハム・細切りの鳴門、金糸玉子です。脇にある搾ったレモンからいい香りが広がります。
冷しでは珍しい気持ち良い麺を、魚介風味とレモン爽やかな香りのつゆでいただきました。ボリュームもちょうど良く、バランスが取れたトッピングも魅力的です。中盛で950円。安くはありませんが、それ以上に楽しめました。
今季5杯目の信吉屋の冷し中華でした。昨年の9杯を越えられるのかな?
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