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2019.09.03

元祖支那そば 信吉屋

信吉屋 冷し中華(中盛)

新潟市の「元祖支那そば 信吉屋」です。
本町5番町、人情横丁の市場風なお店が並ぶ建物の東堀通寄りにあります。
先週のお疲れの臨時休業が長引いていなければ良いのですが…と思いつつも、そろそろ冷し中華も終わりかも知れない?と心配しながらお邪魔しました。
正午過ぎ、お店の近くまできました。お客さん5人の待ちができています。
お店は、間口が広くあまり奥行きのない造り、奥に厨房、手前にカウンター席が8席だけの小さなお店です。昭和を感じさせる懐かしい雰囲気が好きです。
ワンタンがなくなると中央の冷蔵庫に貼り出される“ワンタン売り切れ”の貼紙ですが、今日はお店に着いた時にはもうしっかり貼り出されていました。
タイミングが悪くちょっと長い待ちの後、カウンター席中央に座れました。
後から来たもう1人お客さんが列んだところで、おばさんが麺の量を聞き始めました。ちょうど後ろのお客さんで麺が売り切れに、暖簾が外されました。
メニューは、支那そば、チャーシュウメン、メンマラーメン、ワンタンメン、チャーシュウワンタンメン、ワンタンがあります。ワンタンメンが人気です。夏季限定は、冷し中華があります。こちらもワンタンメンと同様の人気です。麺の量は、普通、中盛、大盛があり、普段はお得感のある中盛にしています。冷し中華の中盛りにしました。実際のところ、おばさんに『冷しの中ね?』と聞かれて『はい!』と返事をして冷し中華(中盛)の注文が完了します。
麺を全てゆで釜へ、先に温かい支那そば系の麺を取って作り、残りの麺を冷やして冷し中華を作ります。そんな感じで結構早めに出来上がってきました。
支那そばと同じ黒っぽい渋い器に盛られてます。胡瓜の緑やレモンの黄色などトッピングの彩りが綺麗に映えます。野菜たっぷりで健康的な麺料理です。
麺は、極細に近い細さで弱い縮れがあります。支那そばより少し硬めに感じる仕上がりです。シコシコとした歯応えと切れの良さがとても楽しい麺です。
つゆは、最初、そのままで楽しみます。魚介が香ばしく、酸っぱさやしょっぱさがちょうど良いです。まろやかでちょっと懐かしさを感じさせてくれます。次にレモンを搾ると柑橘系の爽やかな酸味が加わり、香りが広がります。練り辛子を箸で取り、そのまま麺に付けます。辛味をダイレクトに楽しみます。
トッピングは、弾力と歯応えが楽しいチャーシュー、キュウリ・ハム・細切りの鳴門、金糸玉子です。脇にある搾ったレモンからいい香りが広がります。
冷しでは珍しい気持ち良い麺を、魚介風味とレモン爽やかな香りのつゆでいただきました。ボリュームもちょうど良く、バランスが取れたトッピングも魅力的です。中盛で950円。安くはありませんが、それ以上に楽しめました。
今季10杯目の信吉屋冷し中華でした。昨年の9杯をとうとう越しました。

冷し中華の提供は、9月11日(水)までだそうです。
9月10日(火)は臨時休業を予定しているようです。

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