春紀
上越市(旧板倉町)の「春紀」です。
県道95号線沿いにあります。国道18号線岡原交差点と県道30号線柿崎荒井線(板倉区)総合事務所前を結ぶ道の途中、ごく普通の民家ですが、広い駐車場で見つけれます。
お昼時間に余裕があり、春紀で食べようかとお邪魔しました。柏崎市(旧高柳町)から上越市(旧板倉町)に移転して3回目になります。何が食べられるでしょうか。楽しみです。
道路からすぐ、お店前に21台も止められる大きな大きな駐車場があります。午後12時30分頃に着きました。数台の空きがある程度の混みです。一戸建ての民家で、駐車場側に大きくない営業中の木の札が下がっています。外の列びは7人、そこそこ時間がかかりお店の中へ入ります。玄関で靴を脱ぎ入ると廊下の両側に長椅子が、9人の先客が待っています。
お店は、奥に厨房、手前にカウンター席、その手前に2間の座敷があります。座敷は、4人~6人座れる座卓が4個だけで、ゆったりと配置されています。カウンター席は新しく、あとは綺麗なお宅の座敷で食べるって感じです。中に入ってからはそこそこ順調に進み、カウンター席に案内されました。
メニューは、1枚もののメニューだけです。らーめん、塩らーめん、たまりじょうゆらーめん、薄口しょうゆらーめん、みそらーめん、赤だしみそらーめんです。トッピングは、味玉、甘エビペースト、肉増し(3枚)、大もり(1.5玉)があります。数量限定が売り切れたのか、ずいぶん少なくなってしまいました。移転前のようなメニューが多く、今日は何が提供されているのか、何が残っているのか、といった楽しみがありません。久々なんで、基本的な線で、らーめんにしました。
席に着くまでは時間がかかりますが、その後は丁寧な仕事も手際良く、普通の待ちで出来上がってきました。
内側が白く、おそばなんかが似合いそうな器です。その表面を大きなチャーシューが2枚と野菜の緑が覆っています。
麺は、やや太の自然なウェーブがかったもの、角がしっかりしています。硬めでモチモチ感がとても強いものです。
スープは、あっさりそうでなかなかまろやかなもの、油も多くこってりもしています。最初は油で気が付きませんが、鰹節が中心だと思いますが、魚介系のいい香りがします。
トッピングは、チャーシュー、海苔、水菜、青ねぎなどです。チャーシューは、分厚く、食べ易く、ボリューミーです。
おばあちゃんのお澄ましのような優しいスープに、今風のしっかりした麺、割りとガッツリのチャーシュー。結構、いい感じで楽しめるラーメンです。780円はちょっとお高いかな。
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